【医師が教える】「ソフトストーン」でワキガ軽減!強いニオイは根本から改善
2020.06.08
ワキガのニオイ対策として、「ソフトストーン」などのデオドラント剤があり、活用されているという方も多いでしょう。ここでは、デオドラント剤の特徴とともにワキガの方におすすめの手軽な対策についてお話します。
■デオドラント剤とは
デオドラント剤は、雑菌の繁殖を防いでニオイを抑えることを目的としています。汗は、分泌直後はほぼ無臭です。ただ、汗をかいてそのまま放っておくと、皮膚表面のうるおいや外的な刺激から身を守っている皮脂、付着した汚れと混ざり合い、汗が皮膚常在菌などの細菌に分解されたときに嫌なニオイを発生させます。
デオドラント剤を使用することで、その汗を分解する細菌の繁殖を防ぐことができるため、汗臭いニオイを軽減することができます。
特に、ワキは蒸れやすく、こまめに汗を拭きとることも難しいため、ワキガという独特のニオイを発しやすいです。ワキガのニオイを防ぐためにもデオドラント剤をうまく活用するとよいでしょう。
■「ソフトストーン」とは
ワキに直接塗るタイプのデオドラント剤はいろいろありますが、その中でも人気なのが「ソフトストーン」です。スティック型のデオドラント剤で、ワキに塗りやすく、朝塗ると夜まで続き、ワキの汗の発生とニオイを抑えます。
ただし、汗をかいた状態や濡れた状態で塗っても効果は持続しません。すでにある雑菌と混ざって、逆効果となってしまう可能性もあるため、デオドラント剤を塗る前はタオルや汗を拭きとるシートなどで拭いてから塗るのがポイントです。
ちなみに、ワキの汗を拭くときは、乾いたタオルよりも濡れたタオルがおすすめです。濡れたタオルの方がニオイ菌をしっかりと拭きとることができ、より清潔な肌を保つことができます。
■治療で汗の分泌を止めよう
デオドラント剤を使っても、汗をかき続ければニオイのもととなってしまいます。そのため、デオドラント剤をつかいながら、汗そのものの発生を抑えることも大切です。
制汗剤などを使うことで汗を抑えることもできますが、毎日のケアとなると大変でしょう。クリニックでは、多汗症の治療などでも使われている、汗の発生を抑えるボトックス注入という治療があります。半永久的な効果ではありませんが、メスを使わずにできる治療なので、傷ができてしまう心配もありません。ソフトストーンなどのデオドラント剤をうまく使いながら、治療で汗の発生も抑え、ワキガのニオイを解消しましょう。
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