腋臭症治療の種類と方法
2017.04.01
腋臭症で悩んでいる人も多くいるのではないでしょうか。
ここでは、腋臭症の治療の種類と方法についてご紹介しましょう。
- 軽度の腋臭で飲み薬や塗り薬での治療法
・塩化アルミニウム液
塩化アルミニウム液をコットンやティッシュに染み込ませて、腋臭が気がかりな箇所に塗ります。
基本的には制汗剤ですが、腋臭を少なくする効果も期待でき、腋臭が軽い場合に効果が期待できます。
・臭化プロバンテリン
臭化プロバンテリンは、保険が適用される内服薬で抗コリン剤というものです。
汗の分泌を少なくしますが、尿の出が悪くなったり、目や口が渇いたりする副作用がある場合は、服用を継続するのは止めましょう。
・自律神経や精神面に作用する飲み薬
自律神経や精神面に作用する飲み薬は、腋臭に対する恐怖心や心配を少なくして、発汗の精神的なものを少なくします。
副作用としてふらつきや眠気などがあるため、必ず医師の指導によって服用しましょう。
- 軽度~中度の腋臭で手術までも必要ない治療法
・ボトックス注射
ボトックス注射は、ワキの下にボツリヌス菌の毒を注射して、汗が出る伝達物質の分泌を少なくすることによって、汗の量を一時的に少なくします。
腋臭の臭いを少なくする働きはありませんが、汗の量が少なくなるので不快感はトータルで少なくなります。
・電気凝固法
電気凝固法は、電気針をワキの毛穴に刺して、高周波電流をそこに通して皮脂腺とアポクリン腺の破壊、ワキの脱毛を行います。
- 中度~重度の腋臭でアプローチを臭いの元に行う治療法
・直視下手術法
直視下手術法の剪除法は、ワキの下にメスを入れて裏返し、アポクリン腺を一つずつ目視しながら除去します。
高い効率で汗腺を切除できます。
3cm~5cmの1本の傷が残るので、手術跡の違いが傷の縫合技術によってでます。
・非直視下手術法
皮下組織吸引法は、小さな穴をワキの下に開けて、細い管をそこから通してアポクリン腺や皮脂腺、エクリン腺を吸い取ります。
超音波吸引法は、ベースに皮下組織吸引法をしたもので、超音波を先端に発生させて、アポクリン腺をこの熱で壊しながら吸引します。
皮下組織削除法は、皮膚を押さえるローラーとカミソリの刃を組み合わせた器具を使用します。
皮下組織ごとカミソリの刃の部分で削って、エクリン腺やアポクリン腺を除去します。
腋臭症治療について詳しくはコチラ
関連するブログ記事
-
【医師が教える】時間がない朝もこれだけはやっておくべき!腋臭対策
2020.06.26
-
【医師が教える】わきがは脱毛や剃ることが大事!ニオイ軽減のポイント
2020.06.23
NEW POST
-
2020.06.28
-
2020.06.26
-
2020.06.25
CALENDAR
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |