【医師が教える】ワキガ(腋臭症)・多汗症の治療方法!ポイントは「切らない」「手軽」「再発のリスクなし」
2018.08.25
ワキガや多汗症の治療方法にはさまざまな種類があります。
そのため、治療をしようと思ったときにどの治療方法が自分に向いているのか悩む方も多いです。
そこで、ここでは3つの治療の特徴をご紹介します。
自分にあう条件の治療法を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
■「切らない」「痛くない」最新のワキガ・多汗症の機械治療
最新のワキガ(腋臭症)・多汗症の治療法「ビューホット」は、肌を切る必要がなく痛みが少ないのが特徴で、ワキガと多汗症を同時に解消することができるため、肌を傷つけずにニオイや汗の悩みを何とかしたいという方におすすめです。
ビューホットはワキガと多汗症のための治療機器で、機械の先端にある針がエクリン汗腺やアポクリン汗腺に熱刺激を与え、毛根やその周辺組織を破壊します。
治療にかかる時間は約20分程度で傷跡が残らず、手術後の生活の制限もありません。
■手軽にできる一時的な治療法
多汗症の治療におすすめなのが、汗が気になる箇所に注射をするだけの「ボトックス注入」。
ボトックスは、海や川、土壌に存在しているたんぱく質からなる菌で、美容外科・美容皮膚科ではシワの改善や予防、ふくらはぎの痩身などの治療で使われているもので、安全性が確立されているものです。
ボトックス注入の場合、汗の量を減らす効果は一時的で、効果の持続期間はおよそ3~6ヶ月といわれています。
しかし、治療時間はわずか数分で、手術当日からシャワー浴が可能です。
比較的お手頃な価格でできるのも魅力なので、肌を傷つけることなく手軽に汗の悩みを解決したい方におすすめです。
■再発の心配がないワキガ・多汗症の治療法
ワキガも多汗症もしっかりと治療をして再発を防ぎたいという場合、昔から行われている剪除法(せんじょほう)がおすすめです。
剪除法は、ワキガや汗が気になるところの皮膚を3~5cm切開し、エクリン汗腺やアポクリン汗腺を医師がひとつずつ丁寧に取り除く治療法です。
切開をするため治療痕は残りますが、汗腺そのものを除去してしまうことから、再発のリスクはほとんどないといわれています。
また、アポクリン汗腺は毛穴に通じているため、アポクリン汗腺を除去する際に毛根も除去します。
そのため、剪除法をすることで脱毛効果を得られるケースもあります。
■自分に合った治療法でワキガ・多汗症の悩みを解消しよう
3つの治療法について特徴をご紹介させていただきました。
判断ポイントはいろいろありますが、最終的に自分はどうなりたいのかを考え、条件にあった治療法でワキガや多汗症の悩みを解決してくださいね。
ワキガ、多汗症について詳しくはコチラ!
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