早い人は20代から始まる薄毛!薄毛改善に有効とされる2つの方法
2017.09.05
女性にとって髪型は重要なアピールポイントです。
しかし、さまざまな原因から薄毛や脱毛症の症状が現れ、悩みのタネになることがあります。
薄毛というと“男性”に多い悩みだと思われがちですが、女性でも起こる症状です。
早い人は20代ごろから起こることもあり、薄毛を改善するためになんらかの治療を検討する人も増えています。
ここでは、治療を検討したときにおすすめしたい、薄毛改善に有効とされている内服薬と毛髪再生療法の2つをご紹介します。
■薄毛や抜け毛の主な原因はライフスタイルにある
毛髪は、髪が伸びる成長期、成長が退化する退行期、髪が抜け落ちるまでの休止期というサイクルで抜け替わっているといわれています。
しかし、現代人は、仕事や家庭などにおけるストレスや睡眠不足に悩まされている人が多く、身体の不調が毛髪に影響して成長を止めたり、健康的な毛髪が抜け落ちたりするといわれています。
日本の食生活の影響も大きく、肉類がメインの欧米化によって髪に必要な栄養が摂取できないため、栄養バランスが偏って毛髪が抜けやすくなるとされています。
特に女性の場合は、偏ったダイエットをしている人も多く、栄養不足で乱れて髪に必要な栄養が行き渡りにくくなっていることも原因のひとつとなっています。
■費用負担も比較的軽い女性専用薄毛治療薬
これまでは、男性向けの薄毛治療薬がほとんどで、女性に有効な治療薬があまりありませんでした。
しかし、最近は女性の薄毛の治療に有効とされる「パントガール」といわれる女性専用の薄毛治療薬が登場し、脱毛症や薄毛が気になる女性の悩みを軽減できるようになってきました。
「内服薬だと全身の体毛が濃くなるのでは?」と心配になるかもしれませんが、「パントガール」は頭髪と爪に効果を発揮する薬のため、ムダ毛が濃くなる心配はありません。
効果を実感するまでには3~6か月程度かかりますが、髪に必要なケラチンも含まれており、体内から健康的に薄毛を改善できる方法のひとつといえるでしょう。
■限られた医療機関でしか受けられない最新の毛髪再生療法
女性唯一の発毛療法として注目されているのが「HARG療法」です。
HARGカクテルといわれる毛髪再生成分を頭皮に直接注入して発毛を促す毛髪再生治療で、髪を成長させる細胞が活性化して育毛や増毛効果を発揮するといわれています。
HARG療法は、ヨーロッパを中心とした海外でも用いられている薄毛治療です。
日本では認定された医療機関でしか受けられないため、HARG療法ができる医療機関が少ないという現状です。
ただ、HARG療法は、頭皮が固く、毛髪も完全に失われているような状態では発毛や育毛を促すことができない可能性があります。
したがって、きちんと自分の症状や毛髪・頭皮の状態について専門家にみてもらい、カウンセリングなどを受けたうえで治療の実施を判断するのがベストです。
■薄毛に悩んだら医療機関で相談しよう
薄毛の治療には、さまざまな種類があります。
内服薬にするのか、それとも発毛を促す治療になるのかは、それぞれの環境や薄毛の状態によって異なります。
薄毛に悩んでいるのであれば一度医療機関を受診し、自分に合う治療方法についてよく相談したうえで決めるようにしましょう。
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