【医師が教える】髪に必要な栄養素と不足しがちな栄養素を補えるサプリメントについて
2018.03.23
髪のボリュームが減り、頭皮などが見えやすくなる薄毛。年齢が若くても薄毛の影響で老けて見られてしまうこともあります。
そんな薄毛予防のため、セルフケアとしてサプリメントを試したいと思っている人におすすめしたいサプリメントについてお話ししたいと思います。
■薄毛は食べるものも関係している
薄毛の原因には、生活習慣の乱れによるストレスやホルモンバランスの乱れなどがありますが、髪はケラチンといわれるタンパク質でできているため、食べものの影響も受けやすいといわれています。
- 髪の原料になるタンパク質が豊富な食材
タンパク質は次のような食材に含まれています。
・肉
・乳製品
・魚
・大豆製品
ただ、肉や乳製品などの動物性脂肪を多く含む食材は、血液をドロドロにさせ、血管が詰まりやすい状態にする可能性があるため、良質なタンパク質を摂取したいのであれば、魚や大豆製品などから摂るのが理想です。
- 亜鉛やアミノ酸も重要
タンパク質は髪の原料ですが、それだけでは髪の毛は作られません。
髪を作る組織にするためには、亜鉛が必要ですが、日本人の多くが亜鉛不足といわれています。
また、髪の毛を成長させる働きのあるアミノ酸も薄毛予防には欠かせない栄養素のひとつですが、食事からしっかりと摂取できていない人が多いといわれています。
■足りない栄養はサプリメントで補おう
サプリメントは、不足しがちな栄養を手軽に摂ることができる栄養補助食品です。
食生活を改善して、食べものから必要な栄養素を摂取するのが望ましいですが、意識していてもなかなか摂れない場合、サプリメントを上手に利用して健康な髪をキープするために必要な栄養を補いましょう。
薄毛対策では、亜鉛やアミノ酸などを含むミネラルやマルチビタミン、マルチミネラルといったサプリメントがおすすめです。
ただ、過剰に摂取すると違ったトラブルを引き起こしてしまいます。
特に、亜鉛の場合、過剰摂取によって免疫力を低下させてしまう可能性があるため、1日あたり15mg以内を目安にしましょう。
■サプリメントを服用しても薄毛が改善できないなら病院へ
サプリメントを利用して髪に必要な栄養を摂っていても、薄毛が改善されないことはあります。
その場合、なんらかの病気や食べ物以外に原因がある可能性が考えられます。
病院を受診すれば、原因を調べたり、薄毛に有効とされている薬を処方してもらえたりします。
セルフケアで改善や予防が期待できなければ、早めに病院を受診するようにしましょう。
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