光による刺青除去!イースネイザーのメリットとデメリット
2017.05.30
光によって刺青除去を行うイースネイザー。身体にメスを入れることがないため、傷跡の残らない刺青除去として注目されています。
一見するととても画期的な刺青除去法に見えますが、もちろんデメリットも。
イースネイザーとはどのような施術なのかメリット、デメリットを用いてご紹介します。
イースネイザーとは?
イースネイザーは病院で使用されるレーザーとは異なり、IPLと呼ばれる光を照射することで刺青を除去する治療法です。
現在では、東京や千葉、茨城などの関東圏を中心にイースネイザーの施術を受けられる機関が広まっています。
光によって肌の新陳代謝を促し、皮膚の深層部分にある色素を浮かせて薄くしていくことで刺青を除去する方法です。
イースネイザーでの刺青除去は、医療行為ではないため、医師免許を持っていない人でも取り扱うことができるという特徴があります。
イースネイザーのメリット
イースネイザーを利用することのメリットは次のようなものがあります。
・メスを使わないため傷跡が残らない
・医療機器よりも出力が弱いため肌に優しい
・どんな色の刺青にも効果を発揮してくれる
イースネイザーでの一番のメリットは傷跡が残らないということでしょう。
とにかく綺麗に刺青を除去したいという人におすすめの方法といえます。
イースネイザーのデメリット
刺青を綺麗に除去したい人にとってイースネイザーはとても魅力的ですが、それならではのデメリットも存在します。
・刺青を除去できるまでに時間がかかる
イースネイザーは光を利用して徐々に刺青を薄くしていく方法です。
そのため刺青を完全に除去するまでには時間がかかってしまうことも。
何度も治療を受けなければならないため費用もその都度発生するほか、効果を感じるまでが長くストレスを感じてしまうこともあります。
・麻酔の使用ができない
イースネイザーは医療機器ではないため、麻酔を使用することができません。
メスを入れないとはいえ、人によっては痛みを伴うことも。
特に指や足首などの骨に近い部分については痛みが強く出ることも。
痛みに対して抵抗がある人にはあまりおすすめできない方法ともいえます。
・使用できる部位に制限がある
イースネイザーは目の周りや陰部など、皮膚がデリケートな部分には使用ができません。
刺青の入っている場所によっては治療ができないこともありますので、あらかじめ確認が必要ともいえます。
イースネイザーは綺麗な除去が期待できますが、時間がかかるほか効果を感じられないことも。
とにかく今すぐに刺青を除去したいという人には病院でのレーザーや皮膚切開による施術をおすすめします。
またイースネイザーにはエステなどでも施術を受けることができる手軽さがあります。
しかし同時に医師免許がない人でもできてしまうというところに不安を感じることも。
過去には医師免許を持たない施術者によるトラブルも発生しています。
ただでさえ肌に負担のかかる刺青除去ですので、病院などの医療機関でプロの施術を受けることが、綺麗な刺青除去に繋がる一番の方法といえるでしょう。
刺青除去について詳しくはコチラ!
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