名医に削皮してもらうべき?刺青除去の仕上がりの違い
2017.04.12
レーザーでの刺青除去が苦手な人は削皮治療を選ぶことが多いです。
広範囲に刺青がある場合、名医の勧めで削皮治療を決めることもあります。
新しい機器を使えば、名医でなくても削皮治療に成功するわけでもありません。
ここでは、削皮治療の仕上がりの違いについてお話しします。
■削皮治療の傷跡の有無は名医にかかっている
仕上がりの違いのネックになるのは、やはり刺青の状態です。
どんな刺青が、どれくらいの範囲で入っているのか?などが基本的に決め手とはなりますが、その次にネックになるのは医師の腕です。
つまり、名医に削皮治療をしてもらう方が仕上がりが良くなる確率は高いです。
新しい機器を導入の際はモニター募集などで仕上がりの画像が掲載されていたりもしますね。
その仕上がりや医師のプロフィールなどで名医かどうかわかります。
口コミで有名な名医もたくさんいますよね。
名医に刺青の削皮治療をしてもらうと、経過から違います。
回復が早くなるのですね。
1〜2ヶ月ほどの差も出てきますので、やはり削皮治療は名医にお願いした方がいいです。
ダウンタイムも短くなりますから日常生活への支障も少なくなります。
■削皮術後の仕上がりが違う具体的な理由
削皮治療の経過や仕上がりの良し悪しの違いの理由は、具体的に2つあります。
・医師のスキルや腕
・治療にかける手間
名医に削皮治療をお願いすることのほかに、治療にかける手間によっても経過や仕上がりが違ってきます。
もちろん、名医ならばスキルを活かして削皮治療にあたるため、手間は惜しみません。
そして、かなり制限ギリギリまで墨の部分を削ろうと頑張ってくれるのです。
だから、ダウンタイムも少なく経過も良いのです。
でも、中には手間を省いて治療に当たる医師もいます。
削皮治療の手間を省くとはどういうことか?
それは、少しずつ削らなければいけない皮膚を時間短縮のために一度に削るため、かなり皮膚に負担がかかります。
モニターに気に入られるほどの名医であれば、皮膚を削りすぎることはありませんが、そこそこの腕の医師がそれをやってしまうと、ほとんどの場合、削りすぎて失敗します。
すると、ケアをしても経過が悪く、肌に負担をかけてしまった分、傷が残りやすくなるのです。
■削皮治療の前に気をつけるポイント?
美容外科の医師によっては、削皮治療ではなく植皮手術を勧めてくることがあります。
もちろんこれは、名医にはありえないことです。
なぜ、植皮手術を勧めてくるのか?
それは、皮膚を削る手間が省けるうえに、別の部位から皮膚を移植するために、少々腕が悪くても経過が安定しやすいからです。
しかし、植皮手術も必ず成功するとは限りません。
移植するということは、元々の皮膚との馴染みが悪い場合に、傷が残ったり凸凹ができたりしてしまいます。
このように、刺青除去は方法や医師選びを間違えると、経過や仕上がりがかなり違ってくるので気をつけましょう。
刺青除去について詳しくはコチラ
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