【医師が教える】後悔しないために!未成年のタトゥーは早めの対処がポイント
2018.11.05
ファッション感覚で未成年のうちにタトゥーを入れるケースも増えています。
タトゥーを未成年のうちに入れてしまった場合、どのような治療ができるのでしょうか。
ここでは、未成年のタトゥーの現状とともに、治療方法などについてご紹介します。
■未成年とタトゥー
タトゥーを入れるのに年齢制限がありません。
そのため、「かっこいい」「友達がやっている」などの理由で未成年のうちにタトゥーを入れてしまう子どもが多いです。
後先のことを考えずに入れてしまう子どもがほとんどで、数年後大人になったときに後悔することになるというケースも多く見受けられます。
■未成年のタトゥーの除去治療
治療方法は、レーザー治療、切開法、ハクサク法、皮膚移植法などです。
大人と同じ方法でタトゥーを除去することができます。
未成年のタトゥーは、大人のタトゥーと比べると大きさが小さく、インクも浅い場所に入れられていることが多いため、比較的きれいに除去できる可能性が高いです。
レーザー治療では、大人の場合平均4回程度照射しなければなりませんが、未成年の場合、1~3回程度ですむことが多いです。
切開法やハクサク法でも、除去する皮膚は浅い層までなので傷として残りにくいといわれています。
しかし、未成年のあいだはファッション性のほうを重視しがちで、タトゥーを除去する費用なども用意できないことから、そのまま放置してしまう人が多いようです。
ただ、早めに対処することで比較的早く、大人になって消すよりもきれいに消せる可能性があるので、周りの大人がうまくサポートしてクリニックの受診を促しましょう。
■未成年がタトゥーの除去治療を受けるには
未成年でもタトゥーの除去は可能です。しかし、保護者の同意書が必要となります。
保護者の方が一緒に来院する場合、同意書が必要でないケースもあるので、クリニックに確認するようにしましょう。
■おすすめのクリニック
通常のクリニックでタトゥーの除去をしてもらうのであれば、なるべく経験豊富な医師のいるクリニックを選ぶのがベストです。
価格の安さも重要ですが、ホームページで紹介されている事例や口コミなどをもとに、総合的に判断するようにしましょう。
一部のクリニックでは、格安な価格で治療が受けられたり、レーザー治療が3回まで無料でできたりする未成年のタトゥー除去の支援をしています。
費用面での心配が大きく、タトゥーの除去ができないという方は、そういうクリニックを選ぶとよいかもしれません。ただし、安く受けるには、クリニックが設定している細かな条件をクリアしている場合に限ります。
未成年のタトゥーの除去をサポートしているクリニックを見つけたら、対象になるのかを確認するようにしましょう。
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