【医師が教える】名古屋にもある!タトゥーが入れられるお店と入れる前に知ってほしいこと
2018.08.19
名古屋にも有名な彫り師がいるタトゥーが入れられるお店があり、ファッションのひとつとしてタトゥーを入れようと考えている人がいます。
しかし、タトゥーは消すのが大変といわれています。どのようなことが大変なのか詳しくお話したいと思います。
■名古屋などにあるタトゥーが入れられるお店
東京や大阪、名古屋など、大都市にはタトゥーが入れられるお店が多く、ファッション感覚で気軽にタトゥーを入れる人がいます。
タトゥーというとこれまでは男性が入れているイメージが強かったですが、最近では女性でタトゥーを入れる人も増えており、カップルでお互いのイニシャルや名前を刻んだり、憧れの著名人と同じデザインのタトゥーを入れたりする女性も多いです。
■タトゥーは消すのが大変
かっこいいイメージがあり、タトゥーを入れることに対して楽観的に考えている人も多いですが、これからタトゥーを入れようと考えているのであれば、よく考えてからタトゥーを入れることをおすすめします。
なぜかというと、タトゥーは入れるのにも痛みがあり、何らかの感染症を引き起こす可能性がありますが、消すときにも大変な痛みやリスクをともなうといわれているためです。
■タトゥーの除去方法
タトゥーを消す方法としては、「レーザー法」「切開法」「ハクサク法」「皮膚移植法」が代表的です。
レーザー法の場合、強力なレーザーを照射して肌の中に入っているインクの粒子を破壊するため、熱エネルギーによる痛みややけどなどを引き起こす可能性があります。
切開法やハクサク法、皮膚移植法の場合も、麻酔をしているとはいえタトゥーをメスで切開したり、皮膚の表面を削り取ったり、移植するための皮膚を別の健康な部位から切り取るため治療後の痛みや治療痕などが残りやすいです。
■タトゥーを入れるのも消すのも良く考えてからにしよう
一度入れたタトゥーと一生付き合っていく覚悟があるのであれば、個人の自由なので入れてもよいでしょう。
しかし、現在の日本ではタトゥーに対する印象がまだ良くないため、結婚や就職などでタトゥーが障害となることもあります。
そのときに消したいと思っても簡単に消すことができず、治療をしてもさまざまきれいな肌状態に戻せないのが実状です。
タトゥーを入れるのは自由ですが、まだ日本では受け入れられていない文化のため、よく考えてからタトゥーを入れるようにしましょう。
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