【医師が教える】日本とタトゥーはまだまだ平行線!テレビに映るのも御法度とされる理由
2018.08.09
テレビに出ている有名人でタトゥーを入れている人も多いですが、放送中にタトゥーが映ると「放送事故」といわれたり、批判の的になったりするケースが少なくありません。
日本でもタトゥーをファッションと考える若者が増え、おしゃれを楽しむために身体に文字や模様を刻む人が増えています。
自分の意志でタトゥーを入れること自体は犯罪ではないため、個人の自由ですが、日本の社会ではまだまだタトゥーに対するイメージが悪いのが実状です。
現在のような批判的な印象が根付いている理由について掘り下げながら、タトゥーを消したいと思ったときにおすすめの治療法をご紹介します。
■テレビにタトゥーが映るのはNG?
タトゥーをしている人がテレビに映っても特に大きな問題はありません。
実際、タトゥーを施している海外セレブやサッカー選手などの映像が流れることも多く、問題になっていないことがほとんどです。
しかし、日本の著名な方のタトゥーが映ると批判的な声が上がりやすいです。
それは、身近な日本の有名人がタトゥーを入れると影響力が強く、若者に対して悪影響だと考える人が多いためです。
■なぜタトゥーのイメージが悪いのか
タトゥー=刺青です。
任侠映画などで反社会勢力の人が入れていることから、ファッション性よりも犯罪を連想させてしまうため、イメージが悪いといわれています。
また、昔は罪を犯した人に戒めとして刺青をしたという伝聞があり、その名残から悪いイメージを持つ人もいるようです。
■ライフイベントにも影響する
若者のあいだでファッションのひとつとして受け入れられていても、世の中の大半の人はタトゥーに対するイメージが悪い状況です。
そのため、就職や結婚などのライフイベントで、タトゥーがあることが就職先や結婚相手の親などにバレると、自分の印象を悪くしてしまう可能性があります。
■未練がないならタトゥーを除去しよう
日本でタトゥーを良しとされる時代はまだ先になる可能性が高いです。
何かのたびにタトゥーがバレないか心配するくらいなら、未練のないタトゥーは消してしまうのも良いかもしれません。
ただし、タトゥーは一度入れるときれいな肌に戻すことは難しいといわれています。
切開をして除去する場合縫合跡が残り、ハクサク法では肌がケロイド状になる可能性があります。
レーザーでもタトゥーに使われている色素によってはきれいにインクを破壊できず、うっすらとしたタトゥーの跡や、タトゥーを入れる際につく傷跡が残るといわれています。
しかし、タトゥーがくっきりと残っているよりは印象が良くなりやすいため、隠すのに悩むくらいなら自分にあった治療法で消しましょう。
刺青除去について詳しくはこちら!
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