【医師が教える】広範囲な背中のタトゥー!除去する方法とおすすめの治療タイミング
2018.03.25
任侠映画などで見かける背中一面のタトゥー。
有名なミュージシャンや俳優さんなどに憧れてタトゥーを背中にいれてしまったという人も多いです。
ここでは、背中のタトゥーの除去におすすめの方法をご紹介します。
■日本における社会的な視点からみたタトゥー
世界的に見ると、タトゥーに対して寛容な考えの国が多いです。
地域によっては、タトゥーが目立ちやすい場所にあってもビジネスシーンや結婚に影響することがなく、反感を買ってしまう可能性もほとんどありません。
ただ、日本では社会的にはよい印象を持たれていないのが現状です。
特に、高齢になるほどタトゥーに対するイメージがよくない傾向にあり、就職や結婚などのライフイベントの際にタトゥーがネックになるケースが多いです。
背中や肩など、普段の生活では見えない部分であれば隠し通せるだろうと思う人がいるかも知れませんが、バレたときにこれまでの信頼関係が一気に崩れてしまう可能性もあるため、隠し通すのはリスクが高いです。
■背中の刺青を消すならハクサク法
広範囲の隠しきれないタトゥーの除去なら、ハクサク法がおすすめです。
ハクサク法は、染色された部分の皮膚を削り取る治療法です。
タトゥー部分を切開して縫合する切開法では対処できない広範囲のタトゥー除去に有効とされており、大きなサイズのタトゥーやカラフルなタトゥーでも1回の治療でタトゥー部分を切除できるといわれています。
ただ、1回の治療でタトゥー部分を取り除けても、皮膚はすぐに再生しません。
部位や削り取った皮膚の深さや範囲にもよりますが、皮膚の再生に数か月かかるケースも多いため、施術のタイミングは注意が必要です。
また、タトゥーがあった部分にやけど跡が残ったり、ケロイド状になったりする可能性があります。
簡単に取り除けてもアフターにリスクがあるため、よく検討するようにしましょう。
■新生活前がおすすめ
普段の生活では服を着ているため、バレにくいですが、新生活によって彼氏や彼女ができ、プールや旅行などで隠しきれなくなるシーンもでてきます。
ハクサク法であれば1回の施術でタトゥー自体は切除することができます。
ただ、皮膚がキレイに再生するには時間がかかります。
他にも皮膚移植が出来るクリニックもありますので、どの方法が適切なのか、様々な病院に相談しましょう。
いざというときに困ったことにならないためにも、新生活前の除去を検討しましょう。
皮膚の再生にかかる時間も考慮して早めに行動するとよいかもしれませんね。
刺青除去について詳しくはコチラ!
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