【医師が教える】タトゥーや刺青を除去するときのリスクとリスク回避のポイント
2018.03.16
タトゥーや刺青の除去治療には、「治療することで起こるリスク」があります。
どのようなリスクがあるのかを、リスクを回避するポイントと一緒にご紹介します。
■タトゥーや刺青を除去することで起こるリスク
若い世代ほどタトゥーや刺青に対して、おしゃれでかっこいいという印象を持つ人が多く、若気の至りでタトゥーや刺青を入れてしまったという人が少なくありません。
ただ、日本ではまだまだタトゥーや刺青に対してマイナスなイメージが強いのが現状です。
タトゥーや刺青を入れることで場合によっては、結婚や就職などのライフイベントの際に、印象を悪くしてしまう可能性があります。
また、刺青除去にはでインクの粒子を細かく砕くレーザーや刺青部分を切開して縫合する切開法、タトゥーがある部分の皮膚の表面を削り取るハクサク法やタトゥー部分の皮膚を削り取って別の部位から採取した皮膚を植皮する皮膚移植法などいろいろあります。
治療方法によっては、ヤケドや傷跡などが起こるリスクもあるため、タトゥーや刺青は入れたときだけでなく消そうとしたときにもリスクがあるのです。
■リスク回避のためには専門医がいる病院を選ぼう
リスクを少しでも回避するためには、どうしたらよいのでしょうか。
タトゥーや刺青を入れないことが一番かもしれませんが、入れてしまっているという場合は、高度な技術を持つ専門医へ行くのがおすすめです。
タトゥーや刺青を消したいという思いから、費用や自分のスケジュールなどを優先して治療を受ける施設を選ぶ人がいますが、タトゥーや刺青の除去はとても繊細な治療のため、経験豊富な専門医に治療してもらうことがリスク回避の第一歩です。
技術が優れているほど、治療の際の技術料が高くなる傾向がありますが、ヤケドや傷跡などのリスクを少しでも避け痛いのであれば、より安心して任せられるような施設選びがポイントになってきます。
また、タトゥーや刺青のサイズが大きいほど、リスクも高くなりやすいです。
施術前に医師に気になることを聞け、治療後のリスクについてしっかりと説明してもらえるなど、カウンセリングやアフターフォローのきめ細かさもリスク回避のひとつのポイントです。
タトゥーや刺青を除去しようと思ったら、しっかりとリスクについて理解したうえで、信頼できる専門医がいる施設を選択するようにしましょう。
刺青除去について詳しくはコチラ!
関連するブログ記事
-
【医師が教える】ゴールデンカムイの入れ墨に違和感がないのはなぜ?
2020.05.24
-
【医師が教える】日本で刺青を彫ることや彫られることは合法なのか?
2020.05.23
NEW POST
-
2020.06.28
-
2020.06.26
-
2020.06.25
CALENDAR
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |