【医師監修】タトゥーは仕事に影響する?今すぐ消したい場合の治療法
2018.01.22
思春期に墨汁と安全ピンでセルフタトゥーを入れてしまったり、海外セレブや有名人に憧れてタトゥーを入れてしまったりしている人も多いのではないでしょうか?
“おしゃれ”や“カッコいい”という印象があり、ファッション性が高いことから、若い世代を中心に支持されているタトゥーですが、ビジネスシーンではまだまだ理解されていない状況です。
仕事に影響するからタトゥーを消そうと思っても、働いていると1回でタトゥーを切除したいものです。
そこで今回は、仕事に支障なくタトゥーを消せる治療方法をご紹介します。
■仕事があっても安心!基本的に1回の施術でOKな治療法
仕事で時間がない方におすすめなのが「ハクサク法」です。ハクサク法は、タトゥーが刻まれている皮膚を削り取る治療法で、タトゥー部分を切開して切除する「切開法」では対応できない広範囲なタトゥーも取り除くこともできます。
- 主なメリット
・特殊な場合を除き、1回の施術でタトゥーを取り除ける
・大きなタトゥーの切除も可能
・消しにくいカラーのタトゥーも切除できる
治療のために病院を何度も訪れなくてよいため、日常生活に支障をきたすことなく、タトゥーを消したい人に向いています。
ハクサク法は、インクに染まった皮膚を取り除くため、カラーの有無を問わず消すことが可能です。
小さなタトゥーはもちろん、大きめのタトゥーにも対応できるため、1回の施術でなんとかしたいのであれば、ひとつの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
■ハクサク法によるタトゥーの切除のデメリット
時間がなくてもタトゥーを消すことができるメリットは大きいですが、デメリットもあります。
- 主なデメリット
・皮膚を削り取った部分がケロイドになることがある
・火傷のような跡が残ることがある
・医師の技術によっては若干残ることがある
・削り取った皮膚が再生するまで時間がかかる
皮膚の表面を削り取るといっても、タトゥーのインクが肌の奥深くに入っていることも多いため、傷が深くなりやすく、肌を元のきれいな状態に戻すことは難しいのが実情です。
治療後の状態は医師の経験の豊富さにも左右されるため、ハクサク法での切除を希望する場合は、これまでの症例や担当医師の話などをよく聞いて検討するようにしましょう。
■仕事に影響が出る前にタトゥーの切除を検討しよう
仕事をしていてもハクサク法であれば、基本的に1回の施術でタトゥーを取り除くことができます。
ビジネスシーンでバレてしまうかもしれないというリスクを抱えながら仕事をしているのであれば、仕事に影響が出る前に消すのがよいかもしれません。
刺青除去について詳しくはコチラ!
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