刺青除去の後遺症!?適切な対処で後遺症を防ごう!
2017.11.14
刺青治療は基本的に体に大きな負担を強いることのない治療ばかりです。
しかし、完全人体へのリスクがゼロという治療ではなく、ある程度体に負担がかかることがごく稀にあり、そのような場合にはしっかりと適切な対処をしながら治療にあたる必要があります。
刺青除去に伴う後遺症についてご紹介いたします。
1皮膚のつっぱり
皮膚の切除や皮膚の移植を行なった場合に起こる後遺症としてあげられるのが皮膚のつっぱりです。
後遺症というほど大げさなものではないのですが、切除を行なった後の皮膚が突っ張ってしまい、体を動かした時に皮膚が引っ張られるような感覚を覚える方がいます。
基本的には時間が経つと症状も治り不快感をあまり感じることなく生活できるようになるのですが、あまり嬉しい症状ではないので、あまりに皮膚のつっぱりがひどい場合には形成外科医による治療が必要になることもあります。
2傷跡が目立つ
傷跡ができてしまうことがあるのが刺青治療で厄介な点の一つです。
皮膚の切除を行なったり、皮膚の切開を行なった後に傷跡ができてしまうのは仕方がないことなのですが、傷跡が盛り上がって目立ってしまうのは非常に困るものです。
このような目立つ傷跡はケロイドといって、早期に対処することで治療が可能です。
もともとケロイド体質だとわかっているとより手術の前から準備しておくことができるので、医師に相談するといいでしょう。
3シミ
傷跡に紫外線があたることで起こってくるのがシミです。
皮膚の内部にいるメラニン細胞という細胞に紫外線が働きかけることでメラニンという色素を皮膚に分泌してしまい、傷跡の部分が茶色く日焼けをしたように目立ってしまうことがあります。
傷跡というのは紫外線に敏感な部分なので、刺青除去の治療を受けた後にはすぐに紫外線対策をしっかりとするようにするとシミなどのトラブルを防ぐことができます。
4感染症
傷跡に細菌が入り込んでしまうことで起こる感染症は刺青除去治療を受けた後に最も気をつけなければならないトラブルの一つです。
抗生物質を服用することでこのような感染症を防ぐことができるので、医師から処方された薬はしっかりと服用するように心がけましょう。
刺青除去には様々なトラブルが起こることがありますが、どれも起こる可能性はあまり高いものではありません。
事前に予防処置をとることでこれらの問題を回避することができるので、不安な場合には医師に相談するようにしましょう。
刺青除去について詳しくはコチラ!
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