刺青除去の方法!最新技術を紹介!
2017.11.05
刺青の除去の方法は非常に多様で、実は今現在でも刺青除去治療の種類は日々進歩しつつあります。
刺青除去治療の中で最近頻繁に行われるようになってきたのがアブレーションとレーザー治療の併用です。
1アブレーションとレーザー治療
アブレーションというのは簡単にいうと皮膚を薄く削り取り、刺青が入っている部分を除去した後に綺麗に再生するのを待つ治療法で、刺青が大きくても対応できる非常に融通の効く治療として広く行われています。
アブレーションで削り取る皮膚の深さはそれほど深い部分まで削り取ることができないので、治療を終えたあとでも刺青を完全に綺麗に消すことができない場合があります。
また、一度アブレーションを行なった皮膚は通常の皮膚よりも分厚くなってしまうことがあるので、このような場合には治療を施して見た目の改善を図っていきます。
アブレーション治療は広範囲に刺青を入れている方にとって役立つ数少ない選択肢です。
しかし、残念ながらアブレーションの技術には限界もあるので、レーザー治療を合わせて行うことが徐々に一般的になっているのです。
2レーザー治療を合わせて行うメリット
レーザー治療というのは医療用のレーザーを照射することで刺青の色素を分解し、分解された成分が体の中で除去されることで刺青を消していく治療です。
このレーザー治療もアブレーションと同様に完全に色素を取り除くことができない治療なのですが、アブレーションを組み合わせて治療を施すと通常のレーザー治療単独の場合やアブレーション治療単独の場合に比べて一度の治療で刺青をより効果的に除去できます。
どちらの治療でもお肌への負担は避けることができないので、しっかりと施術後のアフターケアを受ける必要があります。
このようなアフターケアまでしっかりと受けられるクリニックで治療を受けることが非常に重要なのです。
3薬剤との組み合わせを行うこともある
最近ではアブレーションを行なった後に高濃度の乳酸を注射し刺青の成分を分解する治療を行う治療が浸透してきました。
乳酸を使ったアブレーション治療にレーザー治療を組み合わせて治療を行うこともあるので、どのような治療を受けるのを希望しているのかしっかりと検討しておくと良いかもしれません。
乳酸を利用したアブレーション治療とレーザー治療を組み合わせて行うと通常の治療よりも短期間で治療を終えることが可能になりますし、何よりも傷跡を目立たなくしたり小さくすることができるので、最近になり人気のある治療法です。
刺青治療は費用も時間もかかる治療です。
納得のいく治療を受けられるよう、不安なことがある場合には医師に相談するように心がけましょう。
刺青除去について詳しくはコチラ!
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