【医師が教える】しわ・たるみに！注射を使ったダウンタイムの少ない美容治療 | 美容医療の専門知識/ブログ

2020.02.13

目立つようになったしわやたるみは、注射を使った美肌治療がおすすめです。

気になる部分にピンポイントでハリやうるおいを与えることができ、自然な仕上がりを目指すことができます。

ここでは、しわ・たるみの治療としておこなわれている「ヒアルロン酸注入」と「ボツリヌス治療薬注入」についてご紹介します。

■ハリ感がなくてしわ・たるみができているなら注射で「ヒアルロン酸注入」

ヒアルロン酸注入は、美肌治療の中でも比較的ベーシックな治療です。ほうれい線をはじめとする深い目立つしわの治療に用いられています。

ボリュームが低下してたるんでしまった肌にもハリ感を与え、しわ・たるみの改善に貢献してくれます。

うるおいを保つ役割があるヒアルロン酸は、身体の中に存在する物質です。

そのため、皮膚とのなじみが良く、施術当日から効果も実感しやすいといわれています。

治療にかかる時間は1か所5分～10分程度です。

針を刺しておこなうため、多少腫れなどのダウンタイムが起こりますが、比較的軽く期間も短いため、日常生活への支障がほとんどありません。

その日のうちに化粧も可能なため、おでかけ前に施術を受けることもできます。

■表情じわなどの改善には「ボツリヌス菌治療薬注入」

「ボトックス注射」ともいわれる「ボツリヌス菌治療薬注入」は、自然に存在するタンパク質の一種「ボツリヌス菌」を使います。

「ボツリヌス菌」は、眼科や神経内科などで顔面麻痺などの治療にも使われているものです。

表情じわを抑えるのに有効とされており、美容医療でも1980年代後半から使われるようになりました。

日本でも眉間や目尻の表情じわの治療として厚生労働省に認められ、現在多くの美容クリニックでおこなわれています。

治療では、表情じわが気になる部位の筋肉に「ボツリヌス菌」を注射します。

ヒアルロン酸のような即効性はありませんが、徐々に効果が現れ、個人差はありますが3～4か月ほど効果が持続します。

ダウンタイムもほとんどなく、比較的ポピュラーな美容治療です。

加齢や紫外線など、さまざまな要因でしわやたるみができてします。いつまでも若々しくいたいとおもうのであれば、美容医療の力で解決するのもひとつの方法です。

しわやたるみの状態にあった注射による美容治療で自信の持てる素顔を目指しましょう。

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