【医師が教える】顔のしわ・たるみは筋肉と骨の健康が関係!予防のポイントは日々の心掛けと簡単な対策にあり
2020.01.15
顔のしわ・たるみは、骨と筋肉の老化を防ぐ対策がポイント。
毎日簡単なエクササイズをおこなうだけで、若々しいフェイスラインを保てるようになります。
ここでは、骨や筋肉がしわやたるみとどのような関係があるのかを紐解きながら、エクササイズによる対策法をお教えします。
■顔のしわ・たるみは大頬骨筋(だいきょうこつきん)の衰えにあり
大頬骨筋は左右の頬にある筋肉で、筋肉に厚みがあり、しっかりと機能しているとフェイスラインをすっきりとしたV字に保ってくれます。
しかし、筋肉は使われなくなると衰えていきます。
大頬骨筋も同じで、加齢によって萎縮や細くなってしまうとフェイスラインのV字が崩れ台形のような形になってしまうのです。
■大頬骨筋の衰えを防ぐ対策は表情を豊かにすること
筋肉は使うことで鍛えることができます。
顔の筋肉を鍛えるときは、表情を意識して動かすことです。
無表情でいると大頬骨筋以外の筋肉の機能も低下してしまうため、日ごろから表情豊かに過ごすことを意識しましょう。
■骨密度にもしわ・たるみの要因が!
しわとたるみには顔の筋肉が関係しているだけではありません。
実は骨の老化も関係があるのではないかと考えられています。
年齢を重ねると骨密度が低下します。
骨密度は18歳ごろがピークといわれており、40代半ばくらいまでは横ばいくらいを推移し、50代に入ったころから密度が低下し始めます。
特に女性の場合、女性ホルモンの減少やカルシウムが吸収されにくくなるなどの理由から骨密度が低下しやすく、骨粗しょう症になりやすいです。
ダイエットによる栄養不足や運動不足といった生活習慣も要因といわれています。
骨密度が低下すると骨の面積が縮み、骨と皮膚のあいだに隙間ができて皮膚が余ります、それがしわやたるみにつながってしまうのです。
特に、顔の下半分は骨密度が低下しやすい部分です。
口の両脇にできるほうれい線や口から顎に向かってできるマリオネットラインなどのしわ、顔のたるみは、骨密度の低下による可能性もあるため、骨密度の低下を遅らせる対策をしておくことも大切です。
■骨細胞を刺激して骨密度を高めよう
骨の約90%が骨細胞です。
刺激を与えることで活性化して骨密度が高まるため、骨の収縮によるしわやたるみの予防につながります。
カルシウムなどを食事からしっかりと摂取することも大切ですが、骨密度を高める対策として骨に刺激を与えることもポイントです。
全体重をつま先にかけ、ドンっと勢いよくかかとに衝撃を与えると、骨の細胞を活性化させることができます。
しわ・たるみの予防には、筋肉と骨の健康を維持することも大切です。
生活の中で顔の筋肉を鍛え、骨に刺激を与える対策で肌の老化を遅らせましょう。
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