【医師が教える】しわ・たるみは食べ物が関係!「糖化」を防ぐことが予防につながる
2020.01.10
40代以降になると進むといわれている糖化。
しわやたるみだけでなく、骨粗しょう症や生活習慣病などにもつながるため、日々の食事の中で糖化を防ぐことが大切です。
しわやたるみ予防のためにも取り入れたい、糖化を抑える食事法やおすすめの食べ物などをご紹介します。
■甘い飲み物や食べ物が関係する“糖化”
糖化は、食べ物や飲み物から摂取した余分な糖分が体内のタンパク質などと結び付くことです。
余分な糖分が多いほどタンパク質や脂質などが結合し、老化促進物質の「AGEs(糖化最終生成物)」を作り出します。
「AGEs」は、肌にハリをもたらすコラーゲン同士を結合させてしまう働きがあり、組織や新陳代謝も阻害してしまうため、たるみの一因と考えられています。
糖化の状態が続くと、肌の弾力がますます低下し、コラーゲンやエラスチンの代謝も遅れてしまいます。
骨や血管ももろくしてしまうリスクもあるため、たるみだけでなく、健康維持のためにも糖化を防ぐことが大切です。
■しわやたるみを防ぐ食事のとり方
糖化のポイントは、血糖値の急上昇を防ぐことにあります。
そのため、しわやたるみを予防したいのであれば、血糖値の上昇を緩やかにする食事の順番と食材を意識しましょう。
- 食べる順番
食物繊維から食べ始めると血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。
そのため、まずは野菜から食べるようにしましょう。
その次に肉や魚のおかずを食べ、ご飯や麺類などの炭水化物は最後に食べるのがベターです。
- 食べるべき食材
食物繊維が豊富な食材としては以下のようなものがあげられます。
・野菜類
・豆類
・海藻類
嬉しいことに、食物繊維にはAGEsの排泄を促す働きもあります。
また、色の濃い野菜や果物、鶏むね肉などには身体の酸化を抑える抗酸化成分も多く含まれているので、意識して摂取すると身体の酸化予防にもなります。
■深いしわやたるみは美肌治療で改善
食事のとり方や食物繊維などを意識した食事をしていても、加齢とともに肌は衰えていくため、予防しきれ愛こともあります。
そのようなときには、美容クリニックでしわやたるみの悩みを解消しましょう。
昔は外科的な手術が一般的でしたが、最近は治療による傷跡が残りにくいメスを使わない治療が増えています。
ダウンタイムがほとんどないものもあり、気軽に美肌治療を受けられる環境があるので、努力していてもしわ・たるみができたら美肌治療をうまく活用しましょう。
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