【医師が教える】光老化によるしわ・たるみを防ぐ!化粧下地と日焼け止めの塗る順序とは
2019.03.27
光老化といわれる紫外線によるしわ・たるみなどの肌の老化を防ぐには、しっかりと紫外線対策をすべきです。
ただ、メイクをする場合、化粧下地も塗るため、日焼け止めをどのタイミングで使用すべきか迷う方も多いでしょう。
そこで、ここでは、顔の紫外線対策で日焼け止めを塗る場合、化粧下地を日焼け止めの前と後のどちらのタイミングで塗るべきかをご紹介。
日焼け止めでの対策が大切な理由とともに見ていきましょう。
■光老化によるしわ・たるみを防ぐポイントは日焼け止め
光老化の影響で、皮膚のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどの働きが低下すると、しわやたるみができやすくなるため、日焼け止めでの対策が今後の肌の老化を左右します。
光老化は、UVAやUVBなどの紫外線が肌の表皮や真皮層へ到達することで起こるため、日焼け止めでしっかりと対策することが大切です。
特に、日差しが強くなり始める4~5月と日差しが強い7~8月はこまめに日焼け止めを塗りなおしたり、日傘や帽子などの日よけアイテムを使ったりして肌を守りましょう。
■化粧下地と日焼け止め、どちらが先?
顔の日焼けを予防するという意味では、日焼け止めを塗ったほうが良いでしょう。
日焼け止めと化粧下地の両方を塗る場合、スキンケアで保湿した後に塗るのは日焼け止めです。
化粧下地は、化粧崩れを防止する役割があるため、その上に日焼け止めを重ねてしまうと化粧崩れの原因となってしまいます。
化粧をする場合は、スキンケア→日焼け止め→化粧下地の順で塗りましょう。
メイクをすると日焼け止めを塗りなおすことが難しいです。
その場合は、スプレータイプの日焼け止めをうまく活用し、日差しから肌を保護しましょう。
- 化粧下地の役割もある日焼け止めを使うと楽
化粧下地には、日焼け止めが含まれているものがあります。
何度も塗り重ねるのが面倒な方や、忙しくて時間がないという方は、日焼け止め入りの化粧下地を使うようにしましょう。
■「イオン導入」で光老化によるしわ・たるみをケア
光老化予防を心がけることで、以後の肌の老化を遅らせられるでしょう。
しかし、これまで日焼け止めで紫外線対策をしてこなかったという方は、今から対策をしてもすでにダメージを受けて、しわ・たるみができやすくなっている可能性があります。
ダメージを受けたままケアをしなければ、しわ・たるみができてしまうため、肌のハリや弾力を保つ細胞の働きを活性化させる美肌治療を利用し、肌の機能を回復させましょう。
おすすめの美肌治療は、「イオン導入」です。イオン導入は、微弱な電流を発生させる専用のマシンを使って真皮層まで美容成分を届ける治療です。
イオン導入で使用される美肌成分は、肌の新陳代謝を促し、コラーゲンの合成をサポートする「ビタミンC」や肌細胞を若返らせてコラーゲンやエラスチンの働きを活性化させる「プラセンタ」、肌荒れの改善効果が期待できる「トラネキサム酸」などです。
いつものスキンケアでは、有効成分をどれだけ塗っても肌に備わるバリア機能の影響で表皮層までしか届かないといわれています。
しかし、イオン導入を利用すると、微弱な電流のおかげでバリアゾーンを通りぬけ、その先にある真皮層まで有効成分が浸透するため、光老化で弱った細胞にしっかりと栄養を届けることができます。
化粧下地の下に日焼け止めを塗り、これからの光老化を防ぎながら、これまでに蓄積されたダメージは、イオン導入でケアをしてしわ・たるみができにくい状態を保ちましょう。
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