【医師が教える】しわ・たるみの原因となる「光老化」!日焼け止めを使った紫外線対策がポイント
2019.03.20
しわやたるみの原因として注目されているキーワード「光老化」。
ここでは、光老化とはどのようなものなのか、有効な対策方法とともに詳しくお話していきます。
■しわ・たるみにつながる光老化とは
日光を浴び続けることで起こるしわ・たるみなどを光老化といいます。
肌は、加齢とともにハリや弾力が失われていきますが、光老化はその加齢による老化とは別物と考えられています。
光老化は、しわやたるみなどを起こすだけでなく、長年浴び続けることで皮膚がんのリスクも高めます。
美容や健康のためにも、日ごろから光老化対策を行うことが大切です。
■ダメージが強い紫外線とは
地上に届く紫外線は、大きく分けると「A波(UVA)」「B波(UVB)」の2つがあります。
UVAは波長の長いのが特徴です。肌の表面を通りぬけ、真皮層にまで到達します。
そのため、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、しわやたるみができやすくなります。
UVBはUVAよりも波長が短いですが、表皮層まで到達し、日焼けなどのダメージを起こします。
このダメージが蓄積すると、シミなどの原因となるため注意が必要です。
■紫外線によるしわ・たるみは日焼け止めで対策を
光老化を防ぐ有効な方法は、日焼け止めを塗ることです。
紫外線が最も強いのは日差しが強くなる真夏の7~8月ごろですが、紫外線は4~5月の春ごろから急激に強くなります。
1日の中では正午~午後2時ごろです。
晴れた日はもちろん、曇りの日などでも紫外線が降り注いでいるので、万全な対策が求められます。
また、室内でも窓の近くにいると紫外線を浴びてしまいます。日焼け止め効果のある化粧品を使うなどをして、紫外線から肌を守りましょう。
- 日焼け止めの効果的な塗り方
日焼け止めの種類によりますが、紫外線の予防効果は数時間程度のものがほとんどです。
朝塗るだけでは、紫外線量が多くなるお昼までに落ちてしまい、紫外線を浴びてしまうことになるため、こまめに塗りなおすことが大切です。
次に塗りなおすまでの時間は、だいたい2~3時間が目安です。
ただし、汗をかく時期や水に濡れると日焼け止めが落ちてしまうため、そのような場合はこまめに塗りなおすようにしましょう。
■できたしわやたるみの解消は美容クリニックへ
日焼け止めで対策をしていても、光老化の影響でしわやたるみができてしまうことがあります。
しわやたるみができても、肌のコンディションを整える美肌治療で悩みを解消することができるため、気になる部位があればお近くの美容クリニックを受診しましょう。
しわやたるみの治療は多種多様です。
自分にあった方法が分からないという方は、無料カウンセリングなどを利用し、自分にあった治療を見つけましょう。
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