【医師が教える】顔の筋肉を鍛えてしわとたるみを薄くしよう!
2018.09.13
しわやたるみの予防や改善には、顔の筋肉を鍛えることがポイントとなってきます。
なぜ顔の筋肉がポイントなのか、その理由と一緒にしわやたるみの予防・改善におすすめの顔のエクササイズをご紹介します。
■しわ・たるみと顔の筋肉の関係
顔にある筋肉の働きが弱まると肌を支えられなくなります。
栄養分も十分に肌に届かず老廃物がたまりやすい状態になり、しわやたるみ、くすみなどができやすくなるのです。
顔には、大きく分けると皮膚とくっついている「表情筋」と表情筋を支える「深層筋」の2つがあります。
- 表情筋
名前の通り表情を作る筋肉です。使われない状態が続くと次第に衰えていき、しわやたるみの原因となります。
- 深層筋
骨とくっついている筋肉です。
表情筋を支えている筋肉で、血液によって運ばれてきた栄養を肌に届け、老廃物を取り除く働きがあるといわれています。
そのため、深層筋が衰えると十分な栄養が運ばれなくなり、老廃物もしっかりと取り除けないため、しわやくすみの原因となるといわれています。
■表情筋を鍛えるエクササイズ
鏡を見ながら、自宅でできる表情筋を鍛えるエクササイズをご紹介します。
- 「あ」と発音しながら口を大きく開けて10秒間キープ
- 「い」と発音しながら口角を意識して口を横に開き10秒間キープ
- 「う」と発音しながら唇を前に突き出して10秒間キープ
- 「お」と発音しながら下あごを引いて10秒間キープ
「あ・い・う・お」と発音しながら行う表情筋を鍛えるエクササイズは、いずれも顔の筋肉を意識しながら行うのがポイントです。
ほうれい線や『ゴルゴ13』の主人公・デューク東郷のようなハの字のしわやたるみの予防には、頬周辺の筋肉を鍛えられる次のようなエクササイズがおすすめです。
- 口の中に空気をためて頬を膨らませ10秒間キープ
- 頬を思いっきりへこませて10秒間キープ
■くっきりしわやたるみは美容整形で目立たなくできる
表情筋や深層筋を鍛えていても、使われない筋肉は徐々に衰えていきます。
そのため、どれだけ頑張ってエクササイズしていてもしわやたるみを防ぎきれないこともあります。
くっきりとしたしわやたるみができてしまった場合は、ヒアルロン酸注入がおすすめですが、頬が痩せていたり、全体的にしぼんだような印象のタルミやシワなどには「リードファインリフト」による治療がおすすめです。
身体の免疫反応と創傷治癒を利用した治療法で、たるんだ肌の引き締めや小じわの改善が期待できるといわれています。
針を刺すため、点状の傷跡がかさぶたになることもありますが、小さな傷跡のためメイクでカバーできます。
手術当日からメイク・洗顔・シャワーが可能で、生活への影響もほとんどなく若返りできる治療法です。
しわやたるみができているのであれば、顔のエクササイズを行いつつ美容整形をうまく活用して悩みを解消しましょう。
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