【医師が教える】シミ取りレーザー治療の価格!サイズ・シミの種類で変わる
2020.03.27
30歳代を過ぎると徐々に増えてくるシミ。
気になりだしたものの、レーザーや内服薬を使った美肌治療となるとコストがかかりそうなイメージがあり、なかなか治療に踏み出せないものです。
そこで、ここではシミ取り治療の価格が気になる方向けに、シミの種類別の治療方法や価格をご紹介します。
■シミの主な種類
顔の頬や鼻などにできるシミ。ぱっと見は同じ斑点ですが、シミにもさまざまな種類があり、原因もさまざまです。
具体的には以下のような種類があります。
・そばかす
主に思春期ごろに鼻の周辺にできるシミです。
紫外線で増悪することがあり、遺伝的な要因もあるといわれています。
・老人性色素斑(シミ)
シミの中でもっとも出現しやすいのが老人性色素斑です。
主な原因は、紫外線によってメラニン色素沈着を起こすこととされています。
・肝斑
女性に多くみられるシミの一種で、ストレスや女性ホルモンの乱れが原因と考えられています。
■シミの種類別!おすすめの治療と価格
- 老人性色素斑(シミ)・そばかす
シミ取りレーザー治療で目立たなくさせることができます。
価格はサイズで異なりますが、2mm以下の小さなものでれば、1回2,000~6,000円が相場です。
シミがまだ小さく、濃くなる前のタイミングで治療をおこなえば、1回で目立たなくなることもあるので、気になったらすぐにレーザー治療を検討するのがおすすめです。
レーザー治療のほかにも、470~980nmの広域な波長帯で色調を改善していく「フォトRF」や、シミの原因であるメラニン粒子の分解機能に効果的な「フォトシルクプラス」なども、老人性色素斑やそばかすの治療に向いています。
- 肝斑
肝斑は、これまでレーザー治療が難しいとされてきましたが、レーザートーニングであれば肝斑の治療が可能です。
肌に蓄積したメラニンを、負担をかけないよう少しずつ破壊していくことができます。
1回の価格はクリニックによって差がありますが、顔全体の場合1回8,000円~20,000円が相場です。
クリニックによっては、頬のみといった部分的な価格を設定しているところもあるので、治療前にレーザーの照射範囲を確認しましょう。
肝斑では、微弱な電流で肌のバリア機能を弱まらせ、有効成分を浸透させるイオン導入を併用することでより効果が期待できます。
イオン導入は、使用する薬剤の種類によって異なりますが、顔全体1回5,000~1万円です。
■シミ取りレーザー治療の回数を減らす!シミ予防におすすめの美肌治療
シミを作らせない環境を維持すれば、レーザー治療にお金をかけずに済みます。
シミ予防として美肌治療をおこなうのであれば、以下の3つがおすすめです。
・レーザートーニング
・ケミカルピーリング
・イオン導入
うまく活用しながら、シミ取りレーザー治療をおこなわなくてもよい肌環境を保ちましょう。
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