【医師が教える】シミ取りレーザー治療!通院回数や通院期間はどれくらい?
2020.03.25
シミ取りレーザー治療に興味はあるものの、治療回数や通院回数が心配で通えないという方もいます。
ここでは、気になる一般的なシミや女性に多い肝斑の治療回数や通院期間などについてお話したいと思います。
■代表的な老人性色素斑は通院1回~2回が多い
老人性色素斑といわれるシミは、レーザーを使った治療が一般的です。
治療に必要とされる回数は、シミの種類や状況によって個人差がありますが、1回~2回程度で終えるケースが多いです。
シミ取りレーザー治療は、個人によって完了となる地点が異なります。
目立っていたシミがメイクでカバーできる程度になればOKという方がいれば、シミが分からなくなるまで薄くしたい方もいます。
そのため、1回で自分が納得できる状態になれば、治療完了としているクリニックも多いです。
ただし、シミの数が多いと、1度で治療が完了しないことが多く、複数回通わなければならないケースもあります。
■シミ取りレーザー治療の通院期間
シミ取りレーザー治療を1度受けても、自分が思っているほどシミが薄くならなかった場合、2回目は3ヶ月以上の期間をあけておこなうのが一般的です。
カウンセリングや治療後に、2回目のタイミングを確認しておくとよいでしょう。
「シミ取りレーザー治療に何度も通うのはちょっと…」という場合、イオン導入を併用するのがおすすめです。
イオン導入は、肌に有効な成分を微弱な電流を使って浸透させる美肌治療のひとつで、シミ取りレーザー治療に合わせておこなうことで、より効果を高めることができます。
■肝斑は月1回で数ヶ月通院
両方の頬に左右対称にできる肝斑の場合、飲み薬での治療が一般的です。
シミの原因となるメラニンの生成を抑える働きのあるビタミンCやトラネキサム酸といった内服薬を服用し、内側からケアしていきます。
その後、肝斑にも対応しているレーザーなどを使用してシミを薄くしていくこともあるため、肝斑の場合は複数回通院となることが多いです。
肝斑に対応したレーザー治療で改善をしていく場合は、最低4週間おきに実施します。通院回数は平均5回です。
肝斑の治療完了後もメンテナンスとして2~3ヶ月に1回通うのが理想的とされています。
■シミ取りレーザー治療で炎症性色素沈着が起こったらケミカルピーリング
シミ取りレーザー治療をおこなうと、炎症性色素沈着を起こすことがあります。
そのまま放っておくと、紫外線などの影響でシミが濃くなってしまうため、肌のターンオーバーを正常化させ、シミの原因であるメラニン色素を含む皮膚の排泄をうながしましょう。
肌は年齢とともに老化し、肌のターンオーバーも乱れがちです。
そのため、美肌治療のひとつ「ケミカルピーリング」で、薬剤を使って皮膚表面に残っている古い角質を剥がし落としましょう。
ケミカルピーリングにはメラニン色素の生成を抑える成分を含むものもあるので、新たなシミをできにくくする効果も期待できます。
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