【医師が教える】シミ取りレーザー治療後のかさぶた!できる理由と正しいケア方法
2020.03.24
シミ取りレーザー治療自体は出血をともなうような治療ではありませんが、かさぶたができることがあります。
ここでは、なぜシミ取りレーザー治療でかさぶたができるのか、かさぶたができた部分の正しいケア方法と一緒にご紹介します。
■シミ取りレーザー後にかさぶたができる理由
シミ取りレーザー後のかさぶたは、レーザー照射によってシミの原因となっているメラニン色素が破壊され、それが排泄された状態です。
見た目は、血が固まったかさぶたと同じですが、色は白色をしています。
かさぶたは、照射直後から2~3日ででき始めます。
1週間もするとかさぶたは自然にはがれおち、赤みを帯びた患部が確認できるようになります。
その後、シミがあった部分は、1ヶ月~半年ほどかけて徐々に目立たなくなっています。
■かさぶた部分はとてもデリケート
レーザーを照射してできたかさぶた部分は、少しの刺激で炎症が起こりやすいです。
炎症を起こすと炎症後色素沈着の原因となってしまうので、患部はていねいに扱いましょう。
レーザーを照射した患部をきれいに治すためには、かさぶたが取れるまでの期間のケアが大切です。
無理やりかさぶたを剥がしてしまうとシミがきれいに治らない可能性があります。
かさぶた部分は、保護テープを貼って保護します。
湿潤法という治療方法で、多くのクリニックで採用されています。
保護テープを貼る期間は、1週間から2週間程度です。
いつまで貼るかは医師が指示してくれるため、指示された期間は保護テープを貼って過ごしましょう。
保護テープを貼る期間が終わっても、肌はまだまだデリケートです。
乾燥を防ぐためにもていねいにスキンケアをおこない、日中は日焼け止めで紫外線対策をおこなうことが大切です。
■シミ治療とイオン導入の併用で効果を高める
イオン導入は、微弱な電流を使って肌の奥へ美容成分を届ける美肌治療です。
イオン導入で使用する有効成分は、ビタミンCやプラセンタ、トラネキサム酸などです。
トラブル別の有効成分を使い分けることで、シミを薄くする効果が期待できます。
レーザー治療と併用することで効果が高くなり、レーザーによる肌の赤みを鎮静させる働きもあるため、シミ取りレーザー治療をおこなったら、イオン導入をおこなうとよいでしょう。
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