【医師が教える】レーザー治療でシミを除去!メイクやお風呂などに制限はある?
2020.03.23
シミ治療として主流となってきている非外科的なレーザー治療。
肌を傷つけずにシミへアプローチできるため、シミに悩む多くの方がレーザーを使った治療に注目しています。
ここでは、レーザー照射でシミを軽減できる理由やシミ取り後のお風呂といった日常生活への影響についてお話したいと思います。
■レーザー照射でシミが目立ちにくくなる理由
レーザーをシミがある患部へ照射することで、シミの原因である黒いメラニン色素が反応し、破壊されます。
破壊されると黒く見せていた原因そのものがなくなっていくため、目立っていたシミが徐々に薄くなり、目立ちにくくなります。
シミといってもたくさんの種類があり、それに対応するように複数のレーザー機器が登場してきています。
レーザー機器は、反応する色や深さによってレーザーの波長や機器を変えて対応できるため、個人個人のシミに合わせた治療が可能です。
特にレーザー治療では老人性色素斑やそばかすなどの改善に効果的です。
これまでレーザーでの治療が難しいとされていた肝斑への有効性が評価されたレーザー機器もあり、あらゆるシミに対応できるようになってきています。
■シミ取り後のメイクやお風呂
シミ取りは非外科的治療ではありますが、治療後患部にかさぶたや赤みなどが起こることがあります。
そのため、照射後は、患部を乾燥させないように軟膏を塗り、保護テープを貼るのが一般的です。
湿潤法という皮膚科・形成外科などの治療でも取り入れられている治療方法で、細胞が活性化しやすい湿潤環境を作り出し、傷を早く治す意味あいがあります。
保護テープは防水タイプのものが主流です。濡れてもOKなので、お風呂も当日から入ることができます。
メイクも保護テープの上から可能で、生活への支障はほとんどありません。
保護テープを貼る期間は個人差がありますが、1週間から2週間程度が目安です。
はがれたとき用に軟膏や保護テープを処方してもらえるため、汚れたときには貼り換えればOKです。
ただし、貼り換える際は、かさぶたを無理に剥がしてしまわないように気を付けましょう。
医師に指示された期間は保護テープを貼り続ける必要があります。保護テープを貼っていれば、普段通りの生活が可能です。
メイクやお風呂への制限もないので、生活面が気になって一歩踏み出せずにいた人は、この機会にシミ取りレーザー治療を検討してみてはいかがでしょうか?
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