【医師が教える】深いシミはなかなか薄くならない!どのレーザー治療がおすすめ?
2020.03.17
シミの種類もさまざまで、原因もそれぞれ異なります。
治療方法を間違えるとシミが薄くならないだけでなく、かえってシミを濃くしてしまう可能性があります。
ここでは、シミの種類に応じたおすすめのレーザー治療とともに、レーザー治療をしているのにシミが薄くならないということにならないためのクリニック選びのポイントをご紹介します。
■そばかすにおすすめのレーザー治療
「雀卵斑(じゃくらんはん)」というシミの一種であるそばかす。
思春期前後から現れるシミで、大人になっても米粒程度の褐色のシミが残ることがあります。
放っておく方もいますが、自然には薄くならないため、気になる場合は治療をおこないましょう。
紫外線の影響を受けて濃くなることもあるので、早めの受診がおすすめです。
そばかすは、シミの中でも比較的取れやすいシミです。
QYAGスイッチレーザーで目立ちにくくすることができます。
イオン導入を併用するとより高い効果が期待できます。
■シミの代表格「老人性色素斑」におすすめのレーザー治療
肌の表面にくっきりと出るシミで、中年以降の女性によく見られますが、中には20歳代からできる人もいます。
顔だけでなく、日に当たりやすい手の甲や腕などにも現れやすいです。
紫外線を浴びることで悪化しやすく、中には真皮層まで到達する深いシミや濃いシミとなることがあります。
そんな濃くなってしまった老人性色素斑には、Qルビーレーザー、フォトフェイシャルなどがおすすめです。
そばかすと同じで、イオン導入を併用することで高い効果が期待できます。
■薄くならないシミは肝斑混在型かも!悪化予防はクリニック選びが鍵
レーザー治療をしてもシミが薄くならないのであれば、肝斑の可能性が考えられます。
シミは、1種類だけでなく複数のシミが混在していることがあります。
肝斑は、頬や目尻などに左右対称に現れるシミです。
30~40歳代の女性に好発しやすく、はっきりとした原因は変わっていませんが、女性ホルモンとの関連性が指摘されています。
肝斑は、レーザーを照射すると逆に濃くしてしまう可能性があります。
そのため、初期の診断が重要です。肝斑を含む複数のシミが混在している場合、順序だてての治療や状況を見て同時に治療をおこなう必要があります。
肝斑は、内服薬療法に加え、レーザートーニングといわれるレーザー治療が可能です。
シミ治療に長けた医師のいるクリニックを選び、レーザー治療によるトラブルを未然に防ぎましょう。
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