【医師が教える】副作用を防ぐ!シミ取りレーザー後はていねいなアフターケアを
2020.03.09
レーザーによるシミ取りは、治療で終わりではありません。
より効果を実感するためにはアフターケアが大切です。
ここでは、レーザー治療当日から3ヶ月以降までの経過別に、アフターケアのポイントをご紹介します。
■シミ取りレーザー治療後のアフターケアの重要性
治療後、アフターケアを怠ると炎症後の色素沈着といった治療による副作用が起こりやすくなります。
レーザーを使ったシミ取り自体は傷跡を残しにくく、レーザー照射も患部のみにおこなうため、治療による傷跡を残したくないという方に人気です。
しかし、治療には副作用がつきものなので、シミ取りレーザー治療でもアフターケアを正しくおこなうかどうかで治療後の効果に差が出やすくなります。
■シミ取りレーザー治療後すぐのアフターケア
シミ取りをおこなった部分は乾燥させないように軟膏を塗布し、絆創膏や保護テープを貼って覆います。
湿潤療法と同じで、傷を乾燥させないようにするためです。
細胞は、湿潤環境で活発になるといわれています。
そのため、レーザー治療後も患部を保護して、湿潤環境を長時間保ち、組織の修復を促して早く患部が治るようにしているのです。
まれに患部のかゆみを感じることがありますが、かいてしまうと刺激によって炎症が生じ、色素沈着の原因となってしまいます。
そのため、できる限り患部はこすったりかいたりしないようにしましょう。
■かさぶたができるころのケアのポイント
かさぶたができても、シミ取りレーザー後すぐの対応と同じように湿潤環境を保つようにしましょう。
かさぶたは無理やり剥がすと修復された皮膚がはがれてしまいます。
自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。
■かさぶたが取れた後のアフターケア
かさぶたが剥がれ落ちると、ピンク色をした患部を確認できるようになります。
テープでの保護が終わっても、患部は乾燥しやすいため、保湿クリームなどを使用して乾燥から肌を守ることが大切です。
ただ、かさぶたが剥がれ落ちてすぐの肌はまだデリケートなので、美白化粧品や刺激の強い化粧品を使用すると赤みや刺激を感じることがあります。
その場合は、直ちに化粧品の使用を中止して医師に相談しましょう。
■シミ取りレーザー治療から1~3ヶ月以降のアフターケア
時間が経つと患部が周囲の皮膚の色となじんできます。
紫外線からシミを取り除いた肌を守るため、患部にも日焼け止めを使用して対策しましょう。
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