【医師が教える】治療前にチェック!シミ取りレーザー後の経過と注意点
2020.03.06
気軽にできる美肌治療のひとつであるシミ取りレーザー治療。
気になっているものの、治療後の経過がネックで治療に踏み出せないという方もいるでしょう。
ここでは、シミ取りレーザー後の経過やその時期の過ごし方、治療前の注意点などをご紹介します。
■シミ取りレーザー照射後の経過:当日~2週間
シミ取りレーザーを当てた直後に患部が白くなり、治療後1日~3日ほどでかさぶたのような状態になります。
かさぶたがはがれると、レーザーを照射した部分は赤みを帯び、少しむくんだ状態になります。
かさぶたは無理に剥がさないことが大切です。
メイクは、かさぶたの上からしても問題ないので、かさぶたが自然に剥がれ落ちるまでは、かさぶたの上からメイクをしましょう。
ちなみに、かさぶたは5日~10日ほどで剥がれ落ちます。
■シミ取りレーザー照射後の経過:2週間~1ヶ月
治療後2週間ほどすると、かさぶたが剥がれ落ちますが、患部は赤みが残っていることが多いです。
時間がたつと、赤みが残った部分が一時的に茶色くなり、シミが戻ったような経過をたどることがあります。
治療した部分が茶色くなるのは、炎症後色素沈着という一過性の色素沈着なので、シミが再発したわけではありません。
ただ、色素沈着には個人差があり、シミよりも濃い色素沈着を起こすことがあります。
レーザー治療から1~3ヶ月ほどかけて徐々に薄くなり、半年もすれば目立たない状態になっていくのが一般的ですが、なかなかシミが消えないという場合は、目立つシミがまだ残っている可能性も考えられます。
気になるようであれば、クリニックへ相談するようにしましょう。
■シミ取りレーザー治療の心構え
1回で効果が期待できない場合、複数回おこなうことで徐々にシミを薄くすることができますが、最終的にうっすらとシミの跡が残ることも少なくありません。
シミ取りレーザーをすれば、完全にシミがなくなると思われている方も多いですが、薄く目立たなくさせるための手段です。
シミの消え方には個人差があるということは頭の片隅に置いておいてください。
また、シミの種類によってはレーザー治療によってかえって状態を悪化させてしまうこともあります。
シミ取りはエステサロンなどでもおこなわれていますが、シミの種類を読み誤るとかえってシミを目立たせてしまうため、信頼できるクリニックでシミの種類を見分けてもらい、適切な治療で改善していきましょう。
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