【医師が教える】名古屋人も意外と知らない?形成外科はシミの悩みも対応範囲
2020.01.29
名古屋にはさまざまな診療科の美容系クリニックがあり、どの診療科を受診すればよいのか迷うという方も多いでしょう。
ここでは、形成外科の内容とともに、シミの治療を考えている方におすすめの診療科についてお話したいと思います。
■形成外科はシミにも対応
形成外科の診療内容は、簡単に言うと身体の表面の見た目を改善することを目的とした診療科です。
さまざまな技術を駆使して、悩みを抱えている患者さんの生活の質の向上をサポートしています。
主に、生まれつきの異常や病気のほか、生活の中におけるやけどや切り傷など、見た目の良くない状態を改善します。
身体の表面のすべてが診療対象で、頭から足の先までのあらゆる悩みの治療をおこなっています。
病気やケガに限らず、若返りや美容的な見た目の改善も対象で、シミの治療も形成外科の対象範囲内です。
そのため、シミの治療を考えている場合、皮膚科だけでなく形成外科でも診てもらえます。
形成外科は手術だけでなく、メスを使わない保存的な治療も得意としている診療科です。
現代医学の中では社会や人に対して抱くコンプレックスを解消し、社会復帰をサポートする「第4の医学」という位置づけとなっています。
■名古屋でシミ取りするなら形成外科+美容外科
診療科のひとつに美容外科がありますが、美容外科は形成外科の1つです。
「美容」をメインとしていますが、ベースには形成外科があります。
そのため、診療科を選ぶときは美容外科と形成外科の両方を標榜しているクリニックがおすすめです。
まれに「美容外科」のみというところがあります。
美容外科は形成外科の知識や技術が必要不可欠です。
美容外科学会に入る場合、通常は形成外科認定の専門医としての資格が必要となるため、美容外科を標榜する場合は形成外科も標榜しているケースがほとんどです。
しかし、現状は認定専門医の資格がなくても自由に標榜できるので、「美容外科」のみを標榜して治療をおこなうクリニックも時々見かけます。
形成外科の技術が乏しい場合、シミの治療でも最終的な治りに大きな差が出てくる可能性があるため、自分が安心できるクリニックを選ぶことが大切です。
そのため、シミの治療でも「美容外科」+「形成外科」の両方を標榜しているクリニックを選んで受診するのがベターでしょう。
関連するブログ記事
-
【医師が教える】いつの間にか唇にシミが…レーザーを使用した治療とおすすめの予防方法
2020.04.02
NEW POST
-
2020.06.28
-
2020.06.26
-
2020.06.25
CALENDAR
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |