【医師が教える】まるでピエロ!鼻先整形でよくある「腫れ」「赤み」トラブル
2019.11.05
顔の中心にあり、ふと目が行く場所だからこそ理想の鼻にしたいと思う方が多いです。
Y-koという糸を使った穴治療やヒアルロン酸を注入してボリュームを出す方法、人工物のプロテーゼを挿入して鼻先を高くする方法など、
治療方法が多彩で理想の鼻を手に入れやすくなっていますが、治療にはダウンタイムやリスクがつきものです。
ここでは、鼻整形をおこなった後に起こりやすい腫れや赤みトラブルについてご紹介します。
■気になる鼻整形後の腫れとその期間
鼻整形後の腫れは、治療方法によって異なります。
- シリコン素材の「プロテーゼ」を挿入する治療
鼻を高くしたい方や鼻筋を通したい方に向いている治療方法です。
腫れのピークは治療翌日~3日後とされています。
鼻の付け根部分が腫れたような見た目なので、マスクが手放せないでしょう。
腫れは1週間もすれば徐々に引いてきます。
内出血が残ることもありますが、メイクでカバーできる程度なので、次第にマスクも着用しなくて済みます。
- 耳の軟骨を移植して鼻に高さを出す「耳介軟骨移植」
人工物ではなく、自分の耳の軟骨を挿入する治療です。
組織が定着すると自然な仕上がりになりやすく、自分の組織を使用するため、アレルギーなどの心配も少ないです。
腫れ具合は、プロテーゼと同じで治療翌日~3日後がピークです。
腫れないわけではありませんが、自分の組織を使用していることもあり、プロテーゼの挿入よりも鼻の腫れが少ないといわれています。
ただし、耳の組織を摂ってきているため、鼻だけでなく耳も貼れることがあります。
1週間後には腫れはほとんどなくなるのが一般的です。
- Y-koなどの糸を使った切らない治療やヒアルロン酸注入
糸を使う治療やヒアルロン酸注入は、切らない治療なので腫れが少ないのが特徴です。
手術当日は多少腫れることもありますが、翌日以降にはほとんど腫れが引いてしまうことが多いです。
■鼻整形後の赤みには注意
治療後、メスを使う治療では鼻への負担も大きく、傷部分に赤みをともなうことがあります。
しかし、腫れが引いてくれば赤みも落ち着いてくるのが一般的です。
時間が経っても赤みが引かない場合は、ばい菌が入っている可能性が考えられます。
痛みや熱感などがある場合も注意が必要なため、赤みがなかなか引かない場合はクリニックを受診しましょう。
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