【医師が教える】ニキビはできる位置で原因が異なる?ニキビができやすい部位と内側からきれいにする方法
2020.05.10
さまざまなところにポツンとできるニキビ。できれば避けたいものです。
ここでは、ニキビができやすい位置とその原因を紹介しながら、身体の内側からニキビを改善していく美肌治療についてご紹介します。
■ニキビができやすい位置と原因
- おでこ、鼻周辺
Tゾーンといわれるおでこと鼻の周辺は、皮脂の分泌が盛んな部位です。
そのため、過剰分泌された皮脂が原因で、毛穴詰まりを起こし、大人ニキビを発症しやすいです。
皮脂が分泌されやすい部分は、痛みや赤みなどの炎症を起こすことが多く、放っておくとすぐに悪化してクレーターのようなニキビ跡になったり、刺激による色素沈着を起こしたりするため、注意が必要です。
- 頬
頬は、ファンデーションやチークなどのメイク汚れが毛穴に入り込み、洗い残しがニキビの原因菌のエサとなり、ニキビを誘発することがあります。
- あご
あごは乾燥しやすく、乾燥から肌を守るために皮脂が過剰分泌されやすい部位です。
日々のスキンケアでもあごのケアが行き届いていないことが多く、紫外線などの刺激も受けやすいため、皮脂の過剰分泌につながり、それがきっかけでニキビができてしまうため、あごの乾燥を防ぐケアが必要です。
- 背中
ニキビは顔だけではありません。
背中もニキビができやすい部位のひとつです。
皮脂や汗、下着による刺激で肌が傷つきやすく、細菌も繁殖しやすいため、毛穴に皮脂が詰まって、ニキビの原因菌が繁殖しやすい傾向があります。
背中は自分の目で確認しづらく、かゆみや痛みなどの症状が出るまで気づかれないことが多いため、重症化しやすいです。
■手軽なニキビ点滴で内側からニキビ対策を
ニキビの対策としては、肌を清潔に保ち、保湿ケアをすることがポイントとなってきますが、それだけではカバーしきれないことも多いです。
そのため、美肌治療をうまく活用してニキビを防ぐのもひとつといえます。
クリニックによりますが、手軽にニキビケアをするならニキビ点滴がおすすめです。
ニキビ点滴には、ニキビの原因となる細菌の働きを低下させる抗生剤のほか、ビタミンCやトラネキサム酸といった美肌成分も含まれているため、身体の内側からニキビにアプローチしつつ美肌へと導いてくれます。
なかなか治らないニキビだけでなく、健やかなニキビのできにくい肌を保つためにも、ニキビ点滴をうまく活用し、内側からきれいな肌を目指しましょう。
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