【医師が教える】美肌ケアの明暗を分ける!化粧品と医薬品の違いを理解しておこう
2019.12.02
美肌ケアをおこなうのであれば、一般的な化粧品と医薬品の違いを正しく理解し、ケアに活かすことが大切です。
ここでは、化粧品と医薬品の違いとともに、年齢を重ねてから美肌を目指す方におすすめの美肌ケアについてお話したいと思います。
■美肌化粧品でケアすれば安心?
美白成分など、美肌によいとされる成分を含む化粧品を使っていれば、肌トラブルを防げると思っていませんか?
一般的な化粧品は、医薬品でも医薬部外品でもありません。
医薬品は病気の治療を目的とした薬で、厚生労働省により有効成分の効果効能が認められています。
医薬部外品も、医薬品と似ていますが厚生労働省が認める有効成分が一定の濃度で配合されているものです。
皮膚の殺菌やニキビを防ぐなど、配合成分に求められている効果効能だけをうたうことができます。
例えば、薬用化粧品などが医薬部外品にあたります。
しかし、一般的な化粧品は美化や清潔、健やかに保つことを目的としたものなので、特別な効果効能はありません。
しかも、入念に化粧品で美肌ケアをしていても、肌のバリア機能によってほとんどがブロックされるため、期待する美肌効果を得られにくいのが実状です。
■美肌を目指すなら医薬品+美肌メニュー
美肌に有効とされる成分は、ただ塗るだけでは真皮に到達しづらいですが、美容治療を利用すれば浸透力を高めることができます。
例えば、微弱な電流を使って有効成分の浸透力を高める「イオン導入」です。
イオン導入で肌に微弱な電流を流すことで、肌のバリア機能が一時的に弱まり、通常のスキンケアではブロックされてしまう有効成分を浸透させることができます。
肌の悩みやトラブルに応じた有効成分を浸透させることができるので、期待する美肌効果が得られやすいです。
・ビタミンC
美白や毛穴の引き締め効果が期待できます。
皮膚の新陳代謝を促し、肌に蓄積されたメラニンの排泄を促す作用もあるため、しみやくすみなどで悩んでいる方におすすめの成分です。
・プラセンタ
線維芽細胞を活性化させる働きがあるため、しわやたるみで悩んでいる方に向いています。
美白効果も高く、新陳代謝を促して皮膚細胞を若返らせる働きもあります。
・トラネキサム酸
皮膚の中でメラニン色素がつくり出されるのを防ぐ働きがあるため、シミやそばかす、肝斑などで悩んでいる方におすすめです。
日々のケアにプラスできる美容治療で、効果的に美肌を目指しましょう。
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