【医師が教える】食事と美肌治療でアンチエイジング!若々しい肌を保とう
2019.09.06
人間の身体は、20代前半をピークに徐々に加齢による影響が現れ始めるといわれています。
加齢による老化は誰にでも起こることなので、それをなくすことはできません。
しかし、アンチエイジング(抗老化)ケアで心身ともに若々しい状態を保つことができれば、老化のスピードを抑えられ、美肌も保ちやすくなります。
そこでここでは、アンチエイジングに欠かせない食事やキレイで健やかな肌を保つのにおすすめの美肌治療をご紹介します。
■食事とアンチエイジングの関係
毎日の生活に欠かせない食事は、アインチエイジングのポイントです。
食事によって血糖値が急上昇すると、AGEという悪玉物質ができやすくなります。
AGEは、肌に弾力やハリを保っているコラーゲンを刺激し、肌を衰えやすくします。
特に、揚げ物や炒め物などの高温調理はAGEも高いため、蒸し物や煮物などの和食を中心にした食事を心掛けましょう。
■美肌のためには抗酸化を意識した食事を
美肌は、毎日の食事から摂取した栄養が関係してきます。
そのため、抗酸化を意識した食事を心掛けるとよいでしょう。
抗酸化力を高めたいのであれば、ビタミンA・C・Eやイソフラボン、アントシアニンなどの栄養素がおすすめです。
食材では、抗酸化作用のある栄養素を豊富に含む緑黄色野菜やキノコ類、海藻類を意識して摂取しましょう。
食事の際に、抗酸化作用のあるカテキンや食物繊維、ビタミンなどを含む緑茶を飲むと、身体のサビつきを予防につながります。
■ケミカルピーリングで肌の生まれ変わりを正常にしよう
食事に気をつけて美肌をめざしていても、肌の表面に古い角質が残っていると、小じわやくすみ、にきびなどの肌トラブルを起こしやすくなります。
そのため、美しい肌を保ちたいのであれば、肌の生まれ変わりを正常化してあげることが大切です。
美容クリニックでは、肌の生まれ変わりをサポートする美肌治療として、ケミカルピーリングを取り扱っています。
ケミカルピーリングは、薬剤を皮膚に塗って、肌の表面に残っている古い角質を剥がし落とす治療です。
角質にたまったメラニンが排泄でき、余分な角質が剥がれ落ちることで小じわもなくなり、艶のあるやわらかい肌へと改善されます。
毛穴に詰まった皮脂もなくなるので、毛穴が開通しにきびの悩みも改善されやすいです。
ケミカルピーリングにかかる時間は1回20分程度です。
強い痛みなどはありませんが、薬品を塗った部分がピリピリとすることがあります。
洗顔や化粧は翌日からとなりますが、治療後の生活制限はなく、当日からシャワーも入浴もできます。
食事でアンチエイジングを心掛けながら、ケミカルピーリングをうまく活用して若々しい肌を保ちましょう。
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