【医師が教える】そのままにしないで!ニキビができたら皮膚科へ
2019.08.13
ニキビができてもそのままにしている方は多いです。
しかし、放っておくと触れたり触ったりしたときにニキビがつぶれてしまい、炎症がひどくなってニキビ跡が残ってしまうこともあるため、ひどくなる前に皮膚科で治療することをおすすめします。
できたニキビ跡を元のきれいな肌に戻すのはとても大変なものです。ここでは、皮膚科でのニキビ治療についてお話します。
■皮膚科ではまずニキビの段階を診察
ニキビといってもさまざまな種類があり、症状の段階によっても治療方法などが変わってくるため、皮膚科を受診するとまず問診や診察がおこなわれます。
問診では、以下のようなことを質問されやすいです。
・ニキビが出現し始めた時期
・ニキビができている部位
・ニキビの状態や症状
・便通
・食べ物の好き嫌い
・持病の有無
・(女性の場合)月経
医師に直接質問されたり、診察前の問診票の記入の際に必要になったりするので、受診する際はメモしておくとスムーズです。
■ニキビの状態をチェックし症状に合わせた処方がおこなわれる
ニキビは、大きく分けると3つの段階があります。
・面皰(めんぽう)
ニキビができ始めたころの状態で、毛穴に皮脂が詰まってかたまり、ぷっくりと毛穴が膨らんでいるのが特徴です。
・丘疹(きゅうしん)
皮脂が詰まった毛穴部分が赤く炎症を起こしている状態です。丘のように盛り上がることから、丘疹といわれています。
・膿疱(のうほう)
炎症が広がり、膿ができている状態です。
処方される薬は、飲み薬と塗り薬の2種類があります。
飲み薬も塗り薬も含まれる成分に大きな差はなく、炎症や皮脂の分泌を抑える成分、菌の増殖を抑える成分などを含む薬が処方されます。
症状によって薬を複数組み合わせて使用することもあります。
■ケミカルピーリングでニキビができにくい環境を維持しよう
ニキビは皮脂が毛穴に詰まることで起こりやすくなるため、余分な皮脂をしっかりと排泄することが大切です。
肌のターンオーバーが乱れてしまうと、古い角質が肌の表面に残り、毛穴詰まりの原因となることもあるため、ケミカルピーリングをうまく活用して、古い角質や余分な皮脂を剥がし落としましょう。
ニキビ跡を残さないようにするためには、ニキビができないようにすることが大切です。
クリニックでできるケミカルピーリングをうまく活用し、ニキビができにくい健やかな肌を維持しましょう。
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