【医師が教える】眼瞼下垂に!一重のままの状態を保った治療は可能?
2019.11.17
眼瞼下垂は生活や健康に影響を与えるさまざまな症状を生じさせる病気です。
ただ、治療となると手術が一般的で、目元の印象が変わってしまうことを懸念して手術に踏み切れずにいる方もいます。
ここでは、そんな方のために、眼瞼下垂が起こす問題とともに、一重のままの状態を保つことを重視した治療方法についてご紹介します。
■眼瞼下垂が増えている
眼瞼下垂は、名前の通りまぶたが垂れてくる病気です。
日常生活での刺激や加齢が原因となり、まぶたを持ち上げる筋肉が低下して起こる後天性眼瞼下垂が増えています。
特に、ハードコンタクトレンズを長期間使用している方や白内障などの眼の手術を受けた方は眼瞼下垂が生じやすい傾向があります。
■眼瞼下垂になるとどんな問題がある?
もっとも大きな問題点は、上まぶたが垂れているために上方の視野がふさがれ、見えづらくなることです。
視界が妨げられることで、何とかして視界を広げようとし、無意識に顎を引き上げてしまいます。
また、額や眉周辺の筋肉を使ってまぶたを持ち上げようともするため、おでこや眉間にシワができやすくなるのも特徴です。
長期間見えづらい状態が続くと、眼が重くなるだけでなく、肩こりや頭痛な度の原因にもなります。
■手術をしても一重のままを保てる?
一重のままの状態を変えないで状態を改善する方法はあります。
治療をしても一重のままを保ちたいという場合、まぶたの裏側(結膜側)から眼瞼下垂術をおこなうことで見た目に大きな変化を与えることなく、一重のまま目の開きを大きくすることができます。
ほかにも、上眼瞼リフトという上まぶたのたるみを取り除く方法で余分な皮膚を除去し、たるみを引き上げることで一重のまま目を大きくすることができます。
ただし、上眼瞼リフトはまれに二重になってしまうこともあるので、目の表情が変わってしまうリスクがあることは頭の片隅に置いておきましょう。
傷跡がほかの治療に比べると目立ちやすい部分にはなりますが、一重のままが良いという方によく用いられる眉毛下しわとり術という治療もあります。
眉下の余分な皮膚を除去して上まぶたの皮膚を持ち上げるので、一重のままでもすっきりとした目元になりやすいです。
眼瞼下垂は、手術によって見えづらいという状態は改善されやすいです。
そのため、諸症状が現れ始めたら、治療を検討するのが一般的ですが、切開などをおこなうと見た目の印象が変わってしまうこともあるため、一重のままが良いなどの希望がある場合は、事前に医師に伝え、自分の希望に合った治療を選ぶようにしましょう。
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