【医師が教える】眼瞼下垂をセルフチェック!朝と夕方で開き具合が違うときは要注意
2019.11.08
生まれつきでなくても、生活する中で知らないうちに眼瞼下垂のきっかけを作り、気がついたときにはまぶたが垂れていたということも多いです。
最近まぶたが垂れていると感じている方は、まず眼瞼下垂気味ではないかをセルフチェックしましょう。
朝と夕方でまぶたの開き具合に差がある場合の注意点や気になる治療法についてもお話したいと思います。
■眼瞼下垂の診断ポイント
眼瞼下垂は、瞳孔部分にまぶたがかかっているかどうかがひとつの判断ポイントです。
正常であれば、まっすぐ前を向いたときに上まぶたは黒目の上側に少しかぶさる程度です。
しかし、眼瞼下垂になると黒目の中心部分にある瞳孔に上まぶたがかかってきます。
上まぶたが完全に瞳孔をふさいでしまっていると重度の眼瞼下垂となります。
眼瞼下垂は、片目だけに起こる場合もあれば、両目で起こることもあります。
そのため、左右で目の開き方が違う場合は、鏡を利用して上まぶたの位置を確認し、瞳孔にかかっていると感じたら一度クリニックへ足を運びましょう。
■朝と夕方で開き具合に変動がある場合は別の疾患の可能性がある
まぶたの開き具合は、朝と夕方で異なることもありますが、朝は普通にまぶたが上がっていたのに夕方になるにつれてまぶたが開きにくくなったという場合は、眼瞼下垂ではなく、神経系の病気の可能性が疑われます。
特に、朝よりも夕方のほうがまぶたが開きにくいという場合は、神経系のクリニックを受診し、詳しく検査をしてもらいましょう。
■眼瞼下垂の治療方法
眼瞼下垂では、視野を広げるために垂れ下がったまぶたを上にあげる手術をおこなうのが一般的です。
例えば、上まぶたを切開してまぶたを支える挙筋腱膜と瞼板を縫い合わせ、まぶたの開閉機能を補助させる治療があります。
垂れ下がった皮膚が多い場合は、余分な皮膚を取り除くこともあります。
切開するため、傷跡が残ってしまう可能性がありますが、二重のシワを作り、シワで隠れるようにするため、ぱっと見で目立ってしまうという心配は少ないです。
ただし、個人差はあるものの切開をおこなっているためまぶたが1週間~2週間ほど縫合部分が赤みを帯びて腫れることもあります。
抜糸はだいたい5日~7日後くらいの予定ですが、抜糸するまでは洗顔もメイクもできません。
そのため、手術後は多少日常生活に影響があるため、手術日はよく相談して決めるようにしましょう。
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