【医師が教える】二重ラインはまぶたの筋肉が関係している!まぶたの構造と二重まぶたの種類
2019.04.17
一重まぶたと二重まぶたは、筋肉の付き方が違うのが大きな特徴です。
ここでは、二重ができる仕組みを紐解きながら、二重まぶたの種類などをご紹介します。
■一重と二重はまぶたの筋肉の付き方
一重の人が頑張って二重にしようとしても、上まぶたを持ち上げる筋肉の付き方に違いがあるため、生まれつき一重の人は自然と二重になるというのは難しいです。
まぶたを持ち上げて目を開けたり、閉じたりしている筋肉は上眼瞼拳筋という筋肉です。
瞼板(けんばん)という軟骨にくっついています。
二重の人のまぶたには、目を開閉する上眼瞼拳筋が上まぶたの皮膚にも枝分かれしてついています。
そのため、目を開けたときに瞼板と上まぶたの皮膚が引っ張られ、二重のラインができるのです。
一重の人には、上まぶたの皮膚に筋肉がついていません。
そのため、目を開けても瞼板しか引っ張られないため、上まぶたに二重ラインができないのです。
また、一重の人は、二重の人と比べると上まぶたの皮膚が厚いということも関係しています。
上まぶたに目を開ける筋肉があったとしても折れ曲がった皮膚の量が多いと、ラインが隠れてしまいます。
それが奥二重です。
■二重まぶたの種類
二重には大きく2つの種類があります。
- 末広型
二重ラインが目頭から目じりに向かって広がるタイプが末広型です。
日本人や中国人などのアジア系人種には目頭に東洋系人種特有の皮膚(蒙古ひだ)があるため、末広型が多いといわれています。
末広型は、同じ二重ですが目頭部分の二重幅が狭いため、すっきりとした目元になりやすいです。
控えめな印象があるため、自然な二重ラインにしたいという方におすすめです。
- 平行型
欧米系の人種は、平行型の二重が多いです。日本人でも平行型の人もいます。
控えめな印象の末広型に対し、平行型は目頭からきれいな二重ラインが入り、目が大きく見えやすいため、華やかな印象を与えやすいです。
派手なメイクが好きな方や、目をとにかく大きく見せたいという方におすすめです。
ただし、平行型はもともと日本人に少ないということもあり、仕上がりに違和感を覚える人が多いです。
蒙古ひだの影響で平行型のラインが不自然な仕上がりになることもあるため、自分の顔立ちやメイクなども考慮して、よく検討してから行うようにしましょう。
■手軽にできる埋没法で二重ラインを手に入れよう
埋没法であれば、メスを使わず糸で固定して二重ラインを作るため、もし仕上がりに満足できなくても後から再手術で調節することができます。
そのため、「仕上がりが不安」という方は、まずは埋没法で検討してみることをおすすめします。
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