【医師が教える】有名芸能人が手術したことを公表した「眼瞼下垂」!実は若い世代でも増えている!?
2019.02.17
芸能人が手術を公表したことで、見聞きしたという方も多い「眼瞼下垂(がんけんかすい)」。
目に起こる病気ですが、最近若い世代でも発症する人が増えています。
なぜ若い世代で増えているのか、その理由やおすすめの治療方法についてご紹介します。
■有名芸能人が手術したことを公表した眼瞼下垂とは
眼瞼下垂(がんけんかすい)は、上のまぶたが黒目の上側が隠れるくらい垂れている状態のことです。
まぶたの垂れ下がりによって上側の視野が見えにくくなり、「眠そう」「目つきが悪い」などの外見的な不都合も起こします。
眼瞼下垂は、生まれつきの先天性眼瞼下垂とさまざまな原因で起こる後天性眼瞼下垂があります。
後天性眼瞼下垂は、どの世代でも起こり得るのが特徴です。特にシニア世代になると、皮膚が痩せて垂れ下がりやすくなるため、老人性(加齢性)眼瞼下垂になりやすいといわれています。
最近では、和田アキ子さんが眼瞼下垂の手術を行ったと公表されています。
■若い世代で眼瞼下垂が増えている理由
眼瞼下垂は、若い世代でも生活習慣などの影響で起こる可能性があります。
20代~30代で後天性の眼瞼下垂が増えている原因としては、次のようなものがあげられます。
・コンタクトレンズ
・花粉症、メイクを落とすときなどに強く目をこする
・(アイプチなど)人工的に二重まぶたにする行為
コンタクトレンズは、特にハードタイプを使っている人ほどまぶたの筋肉を引き延ばしてしまいやすいと考えられています。
また、女性の場合、アイプチなどを使って頻繁にまぶたをいじったり、アイメイクを落とすときに目をこすったりして、筋肉の動きを低下させてしまうことがあります。
まぶたの皮膚はほかの部位と比べると皮膚が薄く、少しの刺激でも筋肉などに影響を与えてしまう可能性が高いです。
20代~30代なのに、まぶたが下がってきたなと感じる方は、眼科や美容外科などのクリニックを受診して、眼瞼下垂かどうかをチェックしてもらうことをおすすめします。
■軽度なら切らずに改善できる可能性がある
まぶたの皮膚が目に重くのしかかるようなケースでは、余分な組織や皮膚を除去する手術が必要となりやすいですが、若い世代で比較的早い段階で治療ができれば、メスを使うことなく眼瞼下垂の状態を改善することができます。
糸でまぶたを固定する埋没法という方法であれば、針を使って行うため、切開をする必要がありません。糸で固定しているだけなので、糸がゆるんだり、切れたりする可能性があります。
効果の持続性は永久的ではありませんが、技術の確かなクリニックであれば、長続きしやすいため、症例などを多く紹介している信頼のおけるクリニックで治療を行いましょう。
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