【医師が教える】オロナインでの二重美容法はNG!二重の悩み解消なら美容整形がおすすめ
2018.03.28
ニキビや吹き出物、しもやけやあかぎれといった肌トラブルに効果があるとされているオロナイン。
そんなオロナインを塗ると二重になれるという噂がSNSなどで話題となっています。
オロナインを塗ることで二重になるといわれている理由や効果などについてお話ししたいと思います。
■オロナインで二重になる?
オロナインは、大塚製薬から発売されている「オロナインH軟膏」のことです。
ニキビや吹き出物、軽い火傷やひび、あかぎれなどの傷といった症状の改善に有効とされている市販薬ですが、SNSなどではオロナインに“発汗作用や脂肪燃焼作用”があり、まぶたに塗ることでまぶたが痩せて二重なるという美容アイテムのひとつとして紹介されています。
しかし、オロナインの公式HPにはSNSでいわれている“発汗作用や脂肪燃焼作用”の記載がありません。
口コミなどで効果があったといっている人も中にいますが、オロナインの効果・効能では目元をスッキリさせて二重にするような効果は期待できない可能性が高いです。
また、まぶたの皮膚は他の皮膚よりも薄く、健康な肌にオロナインを塗ることでかぶれや目の中に入るなどのトラブルを起こしてしまう可能性があります。
オロナインの公式サイトでは、目に入らないよう注意すべきとされていることから、オロナインで二重にしようとするのは避けた方が無難です。
■リスクがある改善法よりも安心・安全な治療で悩みを解消しよう
オロナインの二重効果の口コミを信じてリスクの高い改善法を行っても、二重にできる可能性は低いため、効果的に二重にしたいのであれば、アイテープやアイプチなどといったメイク道具を毎回必要時に使用するか、手軽に自然な二重を実現できる埋没法や切開法、まぶたの脂肪除去法などのプチ整形といわれる、美容整形を検討してもよいかもしれません。
中でも埋没法は、二重にしたいラインを決め、専用の糸で固定する治療法で、1点固定であれば10分ほどの手術で自然な二重が実現できるといわれています。
医療機関によっては、手術後に二重ラインを調節できる埋没法を行っているところもあるため、納得いく仕上がりになりやすく、失敗も少ないのが特徴です。
切開法のように傷になる心配もなく、手術後にまぶたが腫れることもほとんどないため、日常生活に影響を与えることなくくっきりとした目元を手に入れられます。
くっきり二重にしたいという悩みがあるのであれば、効果が期待できないかもしれないオロナインを塗り続けるよりも、メイク感覚でできるのに安心・安全な美容整形で悩みを解決し、キレイで自信の持てる理想の目元を手に入れましょう。
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