【医師が教える】汗は脂肪燃焼の証!脂肪の種類と脂肪燃焼のメカニズム
2019.12.12
ちょっと太ってきたなと思ったら、汗を流すほどしっかりと運動をして脂肪を燃焼させましょう。
ここでは、ダイエットの基礎知識となる脂肪の種類や脂肪燃焼のメカニズムについてお話します。
■皮下脂肪と内臓脂肪がある
脂肪は、大きく分けると「皮下脂肪」「内臓脂肪」の2種類あります。
- 皮下脂肪
皮膚のすぐ下につく脂肪が皮下脂肪です。
自分の指でもつまめるのが特徴で、男性よりも女性のほうが皮下脂肪は付きやすい傾向があります。
それは、冷えや衝撃から子宮を守ったり、授乳のために栄養を蓄えたりする働きがあるからです。
皮膚のすぐ下にあるので、マッサージなどで直接刺激を与えることができますが、一度つくとなかなか落ちにくいです。
- 内臓脂肪
お腹の深い部分にある腸間膜などにつく脂肪です。
皮下脂肪のように直接触れることができません。
一見痩せているよう見えても、内臓脂肪がついているケースも多いです。
内臓脂肪は、女性よりも男性のほうがつきやすい傾向があります。
エネルギーの一時的な保管場所となる脂肪なので、脂肪がつきやすいですがついても落としやすいです。
■汗と一緒に毒素を輩出!脂肪燃焼のメカニズム
脂肪はしっかりと燃焼させることがポイントです。
運動することで、身体の中では蓄えられた脂肪を燃焼してエネルギーにするよう脳から命令されます。
すると身体の中で脂肪を代謝させる「リパーゼ」が活性化し、脂肪を分解して血液中に放出するため、脂肪が運動時のエネルギーとして使用されるようになります。
ただし、より脂肪の燃焼効果を高めたいのであれば、負荷が軽めで長時間続けられる有酸素運動をおこないましょう。
例えば、ウォーキングやジョギング、水泳などです。
有酸素運動では、脂肪だけでなく糖質も使用してくれるため、肥満を効果的に防ぐことができます。
汗をかき始めたら脂肪燃焼がしっかりとおこなわれているという証拠なので、軽めの運動を長くおこなってしっかりと脂肪を燃焼させましょう。
■手軽に脂肪を燃焼できる脂肪溶解注射
運動によるダイエットは全体的に体重を落とせても、ピンポイントで絞ることは難しいです。
そのため、二の腕だけもう少し痩せたい、お腹周りの肉をもう少し落としたいなど、部分痩せを目指しているのであれば、脂肪溶解注射で部分痩せを叶えましょう。
痩せたところに注射をするだけなので、治療跡が残る心配も少なく、しっかりと理想のボディラインを作ることができます。
運動で全体的に体重を落としたら、脂肪溶解注射で仕上げて理想のカラダを手に入れてくださいね。
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