【医師が教える】内側から痩せやすい身体に!内服薬を使った痩身治療
2019.05.24
脂肪吸引という外科的治療による痩身治療が一般的でしたが、切らない痩身治療が登場し、治療の選択肢が増えています。
切らない治療としては、脂肪溶解注射が代表的ですが、それ以外にも点滴や内服薬などで体型を変える方法があります。
そこで、今回は「内服薬」を使った痩身治療に注目し、主な内服薬の種類や働き、内服薬の痩身効果を高めるポイントなどについてご紹介します。
■痩身をサポートする内服薬の種類
痩身治療では、食欲を抑える作用のあるものや脂肪が吸収されにくくなる働きのある内服薬を使って内側からサポートし、痩せやすい体質へと改善していきます。
- ゼニカル
ゼニカルは、脂肪の吸収を抑える働きのある内服薬です。
消化管に作用し、食事から摂取した脂肪を体外へそのまま、便と一緒に排出してくれます。
これにより、新たな脂肪が蓄積されにくくなり、もともと体内にある脂肪は、代謝や分解されていくため、自然に体内の脂肪量も減少させることができます。
連続服用が可能ですが、最長でも2年が目安です。
脂質の多い食事が多い方や体内にある脂肪を燃焼させてスリムになりたい方に向いています。
- サノレックス
サノレックスは、脳の視床下部に働きかけて食欲を抑制することができる、食事療法や運動療法では痩せられない方を対象にした内服薬です。
空腹感を感じにくくなるため、少しの食事で満足感が得られるため、食べ過ぎを防ぐことができます。
交感神経が活発になり、消費エネルギーも増えるため、摂取カロリーも効率的に消費できます。
ただし、便秘や口渇などの副作用があるため、医師の指示を守って適切に服用することが大切です。
服用は、1日1回、朝に服用するのが一般的です。
主な内服薬は「ゼニカル」「サノレックス」ですが、それ以外にも代謝を活発にする作用のある漢方薬「防風通聖薬」などを使って痩身をサポートすることもあります。
■リンパマッサージ+内服薬で効果アップ
内服薬を飲むだけでも、痩身効果が期待できますが、より効果を高めたいのであれば、体内の脂肪の排出がスムーズになるよう、リンパマッサージをおこなうのがおすすめです。
お風呂上りなどの血流が良いタイミングに行うとよいでしょう。
ボディーローションなどを使用して肌の滑りをよくすると、肌への負担を軽減しながらリンパや血流を改善することができます。
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