【医師が教える】気になる「痩身」!なんて読む?どういう人に向いている?
2019.05.22
夏ごろになるとよく見かけるようになる「痩身」という単語。
「なんて読むの?」という方もいるのではないでしょうか。
ここでは、「痩身」の読み方や特徴、種類について触れながら、どういう人に向いている治療なのかをお話したいと思います。
■「痩身」はなんて読む?答えは「そうしん」
痩身とは、ダイエットではなかなか叶えられないメリハリボディや痩せた体を作ることです。
「なんて読むの?」という方も多いですが、「そうしん」と読みます。
医療機関でできる痩身は「医療痩身」や「痩身治療」といわれており、美容外科などで受けることができます。
エステサロンでも「痩身エステ」という痩身を目的としたメニューがあります。
■痩身治療の種類
痩せることが目的であれば、医療機関で受けられる痩身治療で根本から痩せやすい身体へ改善するのがおすすめです。
- 脂肪吸引
脂肪吸引は、その名の通り、脂肪を吸引して除去する治療です。
カニューレといわれる細い管を、脂肪が気になる部位の目立たないところから挿入して、脂肪を根こそぎ吸い出します。
カニューレを差し込む部分を3~4mm程度切開する必要がありますが、目立たない部分を切開し、治療後はきれいに縫合するため、傷跡が目立ってしまうことは少ないです。
なかなかダイエットでは落とせない皮下脂肪をしっかりと除去でき、脂肪細胞そのものの数を減らせるため、痩せやすい身体へリセットすることができます。
部分痩せも可能なので、理想とするメリハリボディを手に入れることもできます。
- 脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、脂肪を溶かして体外へ排泄してくれる治療です。
「メソセラピー」といわれることもあります。
脂肪そのものの数を減らすという意味では、脂肪吸引と同じですが、脂肪溶解注射は、メスを使わない治療が可能で、気になる部位に注射器で薬剤を注入して脂肪の量を減らすことができます。
薬剤には、脂肪を溶かす成分だけでなく、溶かした脂肪の排出を促す成分、排泄しやすいように血管を拡張する成分などが含まれています。
治療は、二の腕やふくらはぎ、太ももなどの全身に加え、顔などの痩身も可能です。
複数回の治療でゆっくりと痩せていくことができるため、周囲にもバレることなく自然と痩せることができます。
■痩身治療が向いている人
痩身エステで痩せ体質に改善することができますが、食事制限やケア、運動などを続けなければ元の体型に戻ってしまいやすいです。
そのため、長続きしにくい方は、痩身治療で脂肪の数を減らす治療がおすすめです。
脂肪細胞が減れば、すぐにリバウンドしてしまうという可能性が低く、少しずつ生活に気をつければ、痩せ体質をキープすることができます。
また、理想のスタイルを実現したい方にも、部分痩せできる痩身治療が向いています。
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