【医師が教える】市販のニキビ薬と病院で処方される薬との違いとは
2018.12.15
1つでも見つけると、テンションが下がるという方も多いニキビ。市販のニキビ薬で改善しようと考える人も多いです。
そこで、ここではニキビのメカニズムとともに、市販のニキビ薬と処方薬の違いについてご紹介します。
■ニキビとは
ニキビは、慢性炎症性疾患のひとつです。
ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患と同じ位置づけとなっています。
ニキビは、熱が出たり、寝込んだりするような病気ではありませんが、一度できると症状が改善するまでに時間がかかります。
症状が悪化するとニキビ痕を残すこともあるため、ニキビの予防やニキビができにくい状態を保つことが大切です。
- ニキビを作り出す原因
ニキビの大きな原因が次の2つです。
・皮脂の分泌が多い
・毛穴の詰まり
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなります。
すると、詰まった毛穴の中でアクネ菌が増え、炎症が起こって赤みを帯びたニキビや膿がたまったニキビができるのです。
ニキビは、思春期に起こりやすいといわれており、多くの子どもたちが悩まされています。
放っておくと、見た目の問題から精神的にやんでしまったり、いじめの原因となったりするケースもあるため、ニキビに対する適切なケアをすることが大切です。
■大人になってできるニキビ
ニキビは、大人になってもできることがあります。
大人になってからできるニキビは、医学的には、「思春期後ざ創(ししゅうきござそう)」といいます。一般的に言われている「大人ニキビ」のことです。
ニキビができるのは思春期と同じメカニズムですが、大人の場合、月経などの影響から男性よりも女性のほうができやすいといわれています。
■市販のニキビ薬と病院の薬の違い
市販のニキビ薬は、医薬部外品なので治療薬ではありません。
ただし、ニキビをできにくくする予防的な作用があるため、症状の緩和は期待できます。
それに対し、病院で処方される薬は、有効性が十分に確認できているものなので、ニキビをしっかりと治すことができます。
ニキビは悪化するとニキビ痕ができてしまうため、きちんと治したいのであれば、皮膚科などへ行って処方薬をもらうのがベストです。
美容皮膚科や形成外科などでは、肌のコンディションを整える内服薬を処方してくれるケースがあります。
皮膚科でも問題ありませんが、ニキビを改善しつつ、きれいな肌状態を保ちたい方は美容に特化した皮膚科や形成外科が向いているかもしれません。
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